【連載】ひらめきが降りてくる!? 星読み係yujiのパワースポット便り
2024.05.31
yuji
知のバイブスを引き上げてくれる6月のパワースポット
星読み係、ヒーラー、フィールドワーカーのyujiさんから届く「パワースポット便り」。そこにいるだけでなにか心地よい"グッドバイブス"が感じられる場所、ひらめきやアイデアが湧いてきたり、クリエーティブな気持ちになれるような場所を教えていただきます。「学びを深める、新しい学びに触れる絶好期」という6月のおすすめスポットはどこでしょうか。
「学び」のバイブスが流れる時
6月は星回り的には双子座の要素が強い時です。今年は"木星"という開運星も双子座の部屋に5月から入室していますので、さらに双子座の要素が強調される時だと言えるでしょう。
肝心の双子座の要素とは、移動、教育、学び、トランスポーテーション(運送・運搬)、兄弟姉妹などがあげられますが、その中でも"土地"などの要素と絡めてご紹介しやすいのは"学び"ではないでしょうか。
学びには喜びが伴います。勉強を続けていた語学が生かされて、海外の人とコミュニケーションが取れた! とか、コツコツ続けてきた資格試験用の勉強が奏功して無事に試験に一発合格した! とか、もっとシンプルに言うなら、わかること、できることが増えていくだけで世界をさまざまな視点・視座から眺めることができるようにもなるでしょう。
今月はそういった"学び"を深めていく、または新しい学びに触れる絶好期。触手が伸びそうな何かがみつかったり、興味関心がある領域が広がったり、はたまたそういった学びを通して同門のような人たちが増えて交友範囲が拡大したりなんていうこともあるはずです。
今月はおすすめスポットに、そういった知のバイブスを引き上げてくれそうな所をセレクトしました。自分のテリトリー外のことに触れたり、興味関心の幅を広げるには余白が必要です。今月はぜひ余裕・余白を持って過ごしてみてはいかがでしょうか。
代官山 蔦屋書店
https://store.tsite.jp/daikanyama/
「代官山 蔦屋書店」は今、日本全国で展開している"蔦屋書店"のフラッグシップショップで、2011年末のオープン以来、常に人で賑わっている東京・代官山の有名スポットです。
代官山 蔦屋書店が入る「代官山T-SITE」はサイクルショップ、ヘルシーフードを扱う食料品店、パン屋さん、ダイニング、シェアラウンジ、美容クリニックなどが一カ所に集まったカルチャーコンプレックス。書店ではそれぞれの分野に明るいコンシェルジュが本・アイテムをセレクトしていたり、定期的にトークイベントが開催されたり、アート作品の展示が変わったり、訪れるだけで時代の風を感じられる場所かと思います。
場所柄もあるのか特にデザイン、建築、アート、自動車・バイク、洋書なども多く揃っていますし、カフェも併設されていますから、1日ないし半日ぐらい籠もって、文化の風を浴び続けるのも面白そうです。
高野山
「高野山」は真言宗の開祖である弘法大師・空海が、僧侶たちの修行の場として開山した、和歌山県にある高野山真言宗の総本山です。816(弘仁7)年に開かれたこちらは、その時から1200年以上を経た今も厳粛な空気を保ち続け、日本有数の聖地として知られています。
三鈷(さんこ)の松や壇上伽藍(だんじょうがらん)に奥之院、そして数多の著名な会社の企業墓や、戦国武将の墓所など、有名スポットは数知れず。そして日本は世界的に見ても霊性を大事にする、とてもスピリチュアルな国だと捉えられていたりもしますが、そういう意味ではここ高野山ほど霊性を感じられ、また、高められる場所は他にないでしょう。
霊性の極みのような高野の地の開祖、弘法大師・空海は香川県に生まれ、遣唐使として唐に渡りました。そして、帰国の際には仏教だけでなく色々なものや知恵を持ち帰ったといわれていますが、実際、帰国後には空海は各地に赴き、それぞれの地で治水や祈祷・魔封じなどを行ったとされ、その功績は各地に残る空海伝説やお大師像などによって窺い知ることができます。
そんな仏教界きってのマルチプレーヤー空海は、一説によると6月15日の生まれとのことですので、まさに双子座の生まれ。今、強まっている双子座のバイブスを浴びるには、双子座性を極めたとも言えるお大師様のお膝元に行ってみるのが最善の策だとも言えそうですね。
太宰府天満宮
https://www.dazaifutenmangu.or.jp/
「
日本全国に約1万社あるとされる天満宮の総本宮であり、修学旅行生を含め、全国から学生たちがやってくるメッカのような様相を持つ神社でもあります。
また、菅原道真公は芸術と文化の神様でもあることから、境内には境内美術館(KEIDAI ART MUSEUM)もあり、こういった活動からも、当時もそして今も、福岡・太宰府の地が大陸との交易の要衝であったこと、そして異国、異文化との交わりを深めることで繁栄してきた、そのDNAのようなものがこの地にしっかりと根ざしているのを感じ取ることができます。
中世ヨーロッパのヴェネツィア共和国やオスマン帝国におけるコンスタンティノープルに代表されるように、交わりがある所には文化が花開くことが往々にしてありますが、神社というどこかニュートラルな属性を飛び越えて、文化芸術領域との結びつきを深めていることに、文化的で知的なバイブスのボルテックスがここに存在していることを認めざるを得ないのです。
※記事の情報は2024年5月31日時点のものです。
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【PROFILE】
yuji(ゆうじ)
星読み係、ヒーラー、フィールドワーカー。香川県生まれ。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをブログ、SNSにて発信している。著書に「『生き方のセンス』の磨き方/白・黒」(共著、ワニブックス)、「運命を変える『石』の処方箋」、「風の時代の未来予測」(講談社)、「日本」(光文社)など。
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