【連載】ひらめきが降りてくる!? 星読み係yujiのパワースポット便り
2024.04.30
yuji
受信力を高めて、軽やかな状態でいられる5月のパワースポット
星読み係、ヒーラー、フィールドワーカーのyujiさんから届く「パワースポット便り」。そこにいるだけでなにか心地よい"グッドバイブス"が感じられる場所、ひらめきやアイデアが湧いてきたり、クリエーティブな気持ちになれるような場所を教えていただきます。「運気が切り替わるタイミング」という5月のおすすめスポットはどこでしょうか。
今年1年の運気の切り替わり時
占星術の世界では運気が切り替わる、年運のようなものが切り替わる時というのがありますが、それが2024年は今月、5月に設定されています。
開運の星である木星が動き、その座を変える。つまり次の世界座に移る"部屋跨ぎ"の時に大きく運気や流れが変わっていくのですが、このタイミングは今月の26日です。
木星が1年間滞在した牡牛座の部屋から双子座の部屋へと入室します。運気がガラッと変わり、世間を騒がせるニュースの様相も変わりそうですし、きっと皆さんの体感値なども変化していくはずです。
そんな節目とも言える今月の運気の特徴は、アンテナ力が増すこと、ひらめきが降りてくること、いい情報をキャッチすること、新しい場所に呼ばれること、です。
まさにこの連載テーマともシンクロしている感じですが、この連載企画がこのタイミングで始まることもまさに木星の意思であり、恩恵と言えるものなのかもしれません。
そして、そういったひらめきを受けたり、情報をキャッチしたり、新しい場所に呼ばれるなどの天啓的なものを授かるには、"受信力を高めること、そして自分が軽やかな状態であること"が大事であると占星術は伝えています。
今回は自分がもっと軽やかに、変化に対応しやすい、フレキシブルな自分になれる場所、それをお伝えしたいと思います。
東京スカイツリー
アンテナといえば、やはり日本一の高さを誇る超アンテナ塔であるスカイツリー!
ここが"アンテナパワー"が弱いわけはありませんので、パワースポットリスト、その筆頭格として紹介されるのは当然のことかと思います。
「東京スカイツリー」は、ソラマチでグルメにお買い物にと、回遊して楽しい! というだけではなく、やはり展望台に上がって世界一の都市、東京(東京都とその周辺の人口規模において)をその眼下に収められるところが最大の魅力であり、スカイツリーだからこそできる、オンリーワンのポイントではないでしょうか。
地上350mの展望デッキからの圧倒的な眺めを見ていると、日々の悩みやモヤモヤも気づけばどこかに霧散していってしまって、気分も軽くなる! ......なんてことがあるのかもしれませんし、それこそが実は東京スカイツリーの持つ、隠れた上げ運効果なのかもしれません。
隠岐の島(全域)
現在の島根県に属する隠岐(おき)は歴史の教科書でも習うとおり、当時、貴族などやんごとなき身分の人々が流罪となった際、その流刑地となった島ですが、近年、ユネスコ世界ジオパークに認定されたり、独自の校風で日本中から学生がやってくる高校が存在したり、個性的な宿が誕生するなど、非常にユニークで魅力多き場所として注目されている場所でもあります。
ジオパークの名の通り、海岸沿いを歩けばここはニュージーランドかアイルランドかしら? と思わせる映画のロケ地のような岩壁があり、さらに至る所で牛が放牧されているなど、特に日本の都市部とは同じ国とは思えないような、自然そのままの光景が広がっています。
離島ということもあり、不便なところはもちろんあるのですが、隠岐諸島の中ノ島にある海士町(あまちょう)が掲げる、なんともスカッとするスローガン「ないものはない」に代表されるように、"本質的な在り方"を教えてくれる場所だとも言えます。
ないからこそ"クリエーティブ"に生きるしかない。
"楽しさ・面白さ"そういうものは与えられるのではなく、自ら作っていくものということを教えられ、また、再認識させられる。そして、野生の強さ、または、生物としての強さを再びインストールさせられたりも......。それが隠岐の島の魅力でありパワーではないかと思っています。
びわ湖バレイ / びわ湖テラス
https://www.biwako-valley.com/
「びわ湖バレイ」の中にある展望施設「びわ湖テラス」は滋賀県の琵琶湖のほとりにあり、関西圏からはアクセスも良好!
駐車場からテラスエリアへはロープウェーで上がることができるので、山道をぐるぐる上がることなくものの数分で"下界"を見下ろす天空のテラスに到着します。
標高1,100mに位置する展望デッキからの眺めは本当に最高で、水鏡のような琵琶湖の水面を眼下に、ぼーっとしたり、天候によっては雲海を眺めたり。最高のデトックス&リラックスタイムが得られるはず! 琵琶湖、または滋賀県はバイブス的には中立・中庸の波動。
近江商人の三方よし! ではないですが、どこかに過度に偏ることのない波動が流れるのがここ滋賀県の特徴ですので、"偏っているなぁ、バランスを欠いているなぁ"と感じる方には特におすすめの場所だと言えそうです。
IZUMO HOTEL THE CLIFF
縁結びの神様・大国主(おおくにぬしのかみ)を祀る神社、出雲大社。
そんな出雲の神様のお膝下、出雲大社から車でのアクセス至便な所に近年、ホテルができました。それがこちら島根県の「IZUMO HOTEL THE CLIFF(イズモ ホテル ザ クリフ)」です。
日本海を臨む絶壁に造られたこのホテルはわずか数室の客室とヴィラから成り、地産地消のお料理を出すレストラン(ホテルゲスト以外にも利用可能)を併設し、朝食、ランチ、ディナーと、太陽の動きとともにダイナミックにその色を変える海を見ながら、食事やステイを楽しむことができます。
この辺りは風力発電の風車がいくつも回っていることからもわかる通り、風の強い場所。もちろん強風の時であれば気をつける必要はありますが、これからのシーズンでさらに風が強くない日であれば、テラスランチやテラスでのんびり甲羅干しなども最高に気持ちがいいはず!
余談ですが、出雲大社が縁結びの神様というのはもう皆さんご存知の通りかと思いますが、運気が大きく変わる今年5月は、そういう意味でも運気・つながり・ご縁がつなぎ変えられていくタイミングでもあります。参拝ついでに、いい風が吹く場所へ、ふらり立ち寄ってみるというのはいかがでしょうか。
※記事の情報は2024年4月30日時点のものです。
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【PROFILE】
yuji(ゆうじ)
星読み係、ヒーラー、フィールドワーカー。香川県生まれ。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをブログ、SNSにて発信している。著書に「『生き方のセンス』の磨き方/白・黒」(共著、ワニブックス)、「運命を変える『石』の処方箋」、「風の時代の未来予測」(講談社)、「日本」(光文社)など。
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