SUPの始め方とは? イラストレーター沼田健が初体験【漫画で解説】

沼田健が行く!体験ルポ漫画

沼田健

SUPの始め方とは? イラストレーター沼田健が初体験【漫画で解説】

イラストレーター・漫画家の沼田健氏がSUP(サップ)に初挑戦! 今回の体験ルポを沼田氏に打診してみたところ「SUPってなんですか?」との返答が。ヨシヨシ。「海や川でボードに乗って遊ぶアクティビティです」と言うと、え? 海? 川? いま11月ですよ? (何言ってるんだ?)と心の声が。果たして初体験はどうなったでしょうか。今回取材にご協力いただいたのは、神奈川県平塚市を拠点に水上アクティビティを提供する「俺たちの湘南ヨットクラブ」代表、村田暁さんです。

新感覚マリンスポーツSUP(スタンドパドルボード)ルポ



SUP(スタンドアップパドルボード)とは

SUPとは「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の略称です。その名の通り、ボードの上に立ち、パドルを漕いで進んでいくアクティビティです。一見似ていますがサーフボードとは違う、SUP専用のボードを使用します。




SUPの魅力

ボードの上に立って、ただ進むだけではなく、ボードの上でヨガや釣りをしたりと、遊びの幅が広いことも人気の理由です。浮力があり安定感のある大きなボードの上に立つので、初心者にもやさしく、年齢性別問わず、すぐに楽しめるのが魅力です!




SUPを始めるために必要なもの

今回の取材にご協力いただいた「俺たちの湘南ヨットクラブ」から指定のあった持ち物は下記。晴れている日はもちろん、曇っていても紫外線ケアはした方がよいでしょう。水に濡れた時に拭くタオルや、汗もかくので水分補給も必要です。ウエットスーツ、ボード、パドルはレンタルできます。
・水着(ウエットスーツの下に着る) ・日焼け止めクリーム ・タオル ・飲料水




イラストレーター沼田健のSUP初体験レポートスタート!

初心者には川(や湖)


●初心者には川(や湖)
村田先生いわく、初心者には海に比べると波が少ない川(湖)がおすすめ、とのこと。今回は「俺たちの湘南ヨットクラブ」本拠地でもある、神奈川県平塚市を流れる、相模川で体験スタートです。




押さえておくべき心構えとSUPの正しい漕ぎ方


押さえておくべき心構えとSUPの正しい漕ぎ方

●押さえておくべき心構えとSUPの正しい漕ぎ方
漕ぐときは腕の力だけではなく、全身を使います。おじぎ(挨拶)をするような動きで、左右交互に漕ぐことで前に進みます(どちらか片方だけを漕ぎ続けると、その場で永遠に回り続けます)。顔は正面を向いて、手を伸ばしましょう。




SUPの難しいところ


●SUPの難しいところ
先生が漕いでいる姿を見るとスイスイと簡単そうに見えますが、初心者に難しいのは立ち姿勢を安定させたまま漕ぐことでしょう。SUP用のボードは大きく安定感があるとはいえ、水の上に浮いているため常にグラグラしています。安定させるためには足腰の踏ん張り、体幹が必要です。




邪念


●邪念
上に乗っていたら落ちたくない、と思うのは人間の性。ただ初心者としてはいったん落ちてしまうぐらいの方が、緊張感がほどけて楽しめます。落ちてもすぐに先生が助けに来てくれます!




SUPのイイところ


●SUPのイイところ
やはり開放感がハンパないこと。初めて乗ったときはバランスをとるのにひと苦労ですが、コツがつかめると一転リラックスムードに。のんびり水上で揺られていると、心がカイホウされます。そしてボードに立つだけでも体幹を使いますので、思った以上にシェイプアップ効果に期待できる......と、ひどい筋肉痛に悩まされた翌日に実感!




ボードとパドルについて

ボードとパドルについて

●ボードとパドルについて
SUP用のボードはなんと空気注入式。市販の空気入れで膨らますことが可能です。空気を抜くとコンパクトに折り畳めて、車に積んで旅行などに持っていくこともできます。また、パドルですが「俺たちの湘南ヨットクラブ」さんで使用するパドルは、軽量カーボン製。よく出回っている一般的なアルミ製パドルは1万円前後ですが、カーボン製は7万円以上と少々値が張ります。

ただ実際に持ってみて分かりますが、重さが全然違います! アルミ製に比べると1/10ぐらいの重さ...? もっとかもしれません。体験した後、SUPを本気で始めてみようと思う方は、数十回、数百回と漕ぎ続けることを考えると思い切ってカーボン製のパドルを購入した方がよさそうです。




SUP体験はどこでできる?

「俺たちの湘南ヨットクラブ」では、「相模川SUPレッスン」の他に、三浦エリア(神奈川県三浦市)での「三浦一日冒険SUP」ツアーなども行っています。
また関東以外にお住まいの方でも、北は北海道から、南は沖縄まで全国各地にSUPスクールがありますので、お住まいの近くで体験できる場所を探してみてください。




SUPを体験してみよう!

「俺たちの湘南ヨットクラブ」でSUPを体験してみませんか。興味が湧いた方はぜひ、こちらよりお申し込みください



●今回ご指導いただいた先生


「俺たちの湘南ヨットクラブ」代表 村田暁(むらた あきら)さん


「俺たちの湘南ヨットクラブ」代表 村田暁(むらた あきら)さん
1982年 鳥取県米子市生まれ 慶応義塾大学卒業
ISA世界選手権SUP日本代表


おまけ


※記事の情報は2020年12月22日時点のものです。

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