【体験取材】静岡県下田市ワーケーション滞在記。おすすめスポットも紹介!

MAY 14, 2021

アクティオノート編集部 【体験取材】静岡県下田市ワーケーション滞在記。おすすめスポットも紹介!

MAY 14, 2021

アクティオノート編集部 【体験取材】静岡県下田市ワーケーション滞在記。おすすめスポットも紹介! 2019年からワーケーション推進を掲げてきた静岡県下田市。前編では下田市の産業振興課の鈴木浩之さん、樋口有二さんにお話をうかがいました。【後編】ではアクティオノート編集部員Yの2泊3日のワーケーション体験記をお届けします。初めてのサーフィン体験の様子や、おいしいお店情報など、おすすめスポットもお見逃しなく!※体験取材をしたのは2021年2月です。

前編はこちら

静岡県下田市でのワーケーション体験記

アクティオノート編集部員Yが下田市に3泊4日で滞在し、実際にワーケーションを体験。その様子をレポートします!



1日目:道の駅開国下田みなとでワーク後サーフィン初体験

●午前
午前中は「道の駅開国下田みなと」のワークスポットで仕事をしました。利用者は僕たち(編集部員Yとカメラマン)だけだったこともあり、黙々と作業に集中でき、Web会議も行うことができました。


編集部員Y


●昼食
昼食は、ワークスペースと同じ施設内にある、地魚のお食事処「さかなや」で、下田の海の幸を使った三色丼定食を食べました。港町ということもあり、海の幸は何を食べても美味しい! ちょうどお昼時だったこともあり、店内は満席。テラス席で港の風を感じながら、昼食をいただきました。


地魚のお食事処「さかなや」の三色丼定食


●昼食後
午後は少し時間があったので、人生初のサーフィンに挑戦。道の駅から自転車で約15分、この辺りのサーファー御用達のサーフショップ「白浜マリーナ」に到着。ウェットスーツに着替え、まずはサーフィンの基礎(サーフボードの「いろは」や波の見方、サーファーのアロハポーズまで)を店長の松井重貴さんから教わりました。


下田の海は白浜と透明度の高い海水が特徴(上)、サーフショップ「白浜マリーナ」(左下)、「白浜マリーナ」の店長、松井重貴さんに波の見方を教わる(右下 左が松井さん、右奥が編集部員Y)

下田の海は白浜と透明度の高い海水が特徴(上)、サーフショップ「白浜マリーナ」(左下)、「白浜マリーナ」の店長、松井重貴さんに波の見方を教わる(右下 左が松井さん、右奥が編集部員Y)下田の海は白浜と透明度の高い海水が特徴(上)、サーフショップ「白浜マリーナ」(左下)、「白浜マリーナ」の店長、松井重貴さんに波の見方を教わる(右下 左が松井さん、右奥が編集部員Y)


ストレッチも含め1時間弱で、いざ実践。これが思った以上に難しい! 波のタイミングやサーフボードに立つ瞬間、何より波を待っている間のパドリング(サーフボードの上に腹ばいになってクロールのように漕ぐ事)でバランスを取るのが一番苦労しました。


左が松井さん、右が編集部員Y


しかし体験も後半に差し掛かる頃には、徐々にサーフボードに立てるようになり、波が押してくれる感覚を味わうことができました。サーフィンに通う人の気持ちが少しわかったような気がします。これも松井店長のおかげ! サーフィンは一人で来るワ―ケーションだからこそ気軽にできるアクティビティだと思います。最後は、記念撮影をして白浜の海を後にしました。


●午後 / 夕食
宿にて仕事を再開。窓の外には下田港が広がり、景色を眺めながら作業をしました。サーフィンでほどよく体もほぐれていたし、オフィスにいるときの電話対応など、些末な作業をしなくてよいぶん集中力が高まりました。



仕事が一段落した後は、夕食を食べに下田の町へ。下田市産業振興課の樋口さんに教えていただいた磯料理「ゑび満」で刺身、煮魚、焼き魚といった魚料理のすべてを味わいました。贅沢!




〈1日目に使用したワーケーションスポット〉


【道の駅開国下田みなと】

道の駅開国下田みなと

施設概要
席数:6 / Wi-Fi:あり / 備品:電源コンセント / コピー機:受付にあり(1枚10円、ファックス可、プリントアウト不可) / 飲食:禁止 / 室温調節:可能 / その他:歩いて7分のところにセブン-イレブンあり


使ってみた感想
・コンセント完備のデスクは、広さも十分あり、「ザ・ワークスペース」という感じ。
・空調も利用者側で調節できるので、1年中気温を気にせず利用できそう。
・利用できる人数は6名までと少人数なので、作業に没頭できる環境がある。
・昼食、夕食で利用できるお店が施設内にある。下田の名物、金目鯛が食べられる!
・目の前には漁港、歩いて2分のところにはヤシの木が連なる遊歩道があり、停泊する遊覧船の黒船も見ることができ、休憩時間にリフレッシュできる。
・コンパクトなスペースのため他の利用者がいる場合、音が気になり、Web会議は難しそう。
・飲食禁止のため、何か飲みながら仕事ができないのが不便に感じる人がいるかも。




2日目:下田市民文化会館でワーク後ロープウェイ観光

●午前
11時頃から「下田市民文化会館」で仕事をしました。窓際のデスクでコーヒーを飲みながら、たまに外の景色を眺めたりして、3時間ほど作業。平日で文化会館の利用者も少なく、集中してできました。



●昼食
昼食は文化会館の方にお薦めいただいた「ペリーさんの隠れ家」へ。ペリーロード近くにあるこのお店は、2階建ての古民家を改装したカフェレストラン。今っぽい店構えで、裏手のテラス席から川を眺めながら時間を過ごせます。金目鯛入り海鮮ブイヤベースのパスタを食べました。コクのあるブイヤベースで美味しかったです。ごちそうさまでした!


「ペリーさんの隠れ家」の金目鯛入り海鮮ブイヤベースのパスタ


●昼食後
ロープウェイに乗ってみました。ゴンドラから下田の海、山、川を一望でき、山頂までは4分弱とあっという間に到着。



寝姿山(ねすがたやま)を登り、山頂を散策して下山するまでの所要時間は45分くらい。それほど時間を要さずリフレッシュできるのは魅力的でした。仕事の合間にこうしたプチ観光ができることもワ―ケーションの醍醐味ですね!



●午後 / 夕食
ロープウェイでのプチ観光後は宿に戻って仕事をしました。夕食は教えてもらったお店、旬の味「ごろさや」へ。カウンター席だったので大将に最近の下田事情を教えていただきながら、立派な金目鯛の煮つけをいただきました。美味しかったです!


旬の味「ごろさや」の金目鯛の煮つけ



〈2日目に使用したワーケーションスポット〉


【下田市民文化会館】

下田市民文化会館

施設概要
席数:窓際1人用6席、3人掛け4席 / Wi-Fi:あり / 備品:電源コンセントあり、延長コード貸出あり / コピー機:事務所にあり(1枚10円、ファックス可、プリントアウト不可) / 飲食:OK / 室温調節:不可※冬はブランケットが必要 / その他:カフェが併設、ホールも併設しているため、イベント等があるときは人通りが多い


使ってみた感想
・2~3人で訪れても利用できる。BGMが静かに流れていて、適度な雑音の中で集中できる人におすすめ(逆に雑音があると集中できない人には向かない)。
・カフェが併設されており、持ち込みも可能なので、飲食しながら作業ができる(歩いて1分のところにローソンあり)。
・片側がガラス張りのため、中庭の光が入り込む中で仕事ができリフレッシュできる。
・空調を調節できないため、気温に応じた服装やブランケットを持参するなどの対策が必要。
・文化会館で何かイベントがある時は利用が難しいかもしれないので、事前にイベントスケジュールを確認しておくと安心。
・人通りがあるため、Web会議は難しい。




3日目:ペリーロード散策後帰路へ

3日目は土曜日で仕事は休み。東京に帰る前に少し観光しようと思い、朝早めに起きてペリーロードを訪れました。伊豆急下田駅から徒歩15分くらいで、石造りの建物や古民家が多く残っており、レトロで趣のある観光地です。カフェや雑貨屋が軒を連ねています。



その後、ぶらりとLivingAnywhere Commonsの運営する「NanZ VILLAGE」へ。伊豆急下田駅から徒歩5分ほどの場所にあります。地元食材を使ったイタリアン中心の料理を提供する「NanZ Kitchen(ナンズキッチン)」も併設されており、晴れた日には外で食事をしながら時間を過ごすことも可能。アルコールも提供しているため、仕事終わりに1杯、というのも良さそう。



今回は実際に専用施設を利用することはかないませんでしたが、ワーケーションで時間を過ごすには最高の場所だと思います。立地や仕事環境が整っていることもそうですが、何より各地から集まってきた利用者や地元の方と交流できる環境があるのが良いですね。


※「NanZ VILLAGE」のワークスペースはLivingAnywhere Commonsに会員登録している人のみ利用可。「NanZ Kitchen」は会員登録していなくても利用できます。



●ワーケーションを通して感じたこと


行き帰りの電車の窓からは相模湾を望むことができ、移動中もワーケーションを満喫できます。ワーケーションを体験して感じたことは、滞在中に毎日新しい発見に出合えるということです。初めて訪れる土地で、初めてのアクティビティ体験、地元の人との交流など、普段オフィスで仕事しているだけでは味わえない体験がワーケーションにはありました。今回は2泊3日でしたが、もう1泊あると、もっとゆっくり観光し、じっくりと仕事に打ち込むことができたのではと思います。その他の留意点としては、特に長期でワーケーションを行う際は、窓からの眺めが良く、できるだけ部屋が広いところを予約した方がよいと思います。


今回、下田市内での移動はすべてレンタル自転車を利用しました。伊豆急下田駅付近や道の駅でレンタル可能です。知らない土地で自転車を漕ぐと、景色を堪能できるのが良いですね。白浜までの道中では、きれいに透き通った海の青さを見て、都会で仕事していては味わえない経験だなと思ったのが印象に残っています。





静岡県下田市でワーケーションを楽しもう


今回アクティオノート編集部員Yが使用した施設、訪れたショップのほか、出会った地元の方に教えていただいた、ワーケーションを楽しむためのおすすめスポット情報です。
どの施設も新型コロナウイルスの影響で、営業時間やサービスなどの変更がある可能性がありますので事前にご確認のうえご利用ください。



◆ワーケーション施設
下田市「まちなかワークスポット」総合情報
https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/090100workation/148236.html
道の駅開国みなと
http://www.kaikokushimodaminato.co.jp/
下田市民文化会館
https://www.shimodapsi.com/earth-maimaihall
LivingAnywhere Commons伊豆下田「NanZ VILAAGE」「レジデンススペース」
https://livinganywherecommons.com/base/izu-shimoda/



◆食事処
回転寿司 魚どんや
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22000939/
地魚食事処 さかなや
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22014194/
磯料理 ゑび満
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22010887/
ペリーさんの隠れ家
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22032570/
旬の味 ごろさや
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22001409/
NanZ Kitchen
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22029757/



◆アクティビティ / 観光
白浜マリーナ(サーフィン)
https://mariner.co.jp/
下田ロープウェイ
http://www.ropeway.co.jp/
伊豆下田観光協会
https://www.shimoda-city.info/



◆お土産
金栄堂菓子店
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22027720/
山田鰹節店
https://yamadakatsuobushi.com/
ひもの万宝
http://www.manpou.com/
TR!P SHIMODA(下田ブランド認証品)
https://www.shimoda-cci.or.jp/sbrand/



◆宿泊
おがわ旅館
https://www.ryokanogawa.jp/

おがわ旅館


※記事の情報は2021年5月14日時点のものです。

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