【連載】ひらめきが降りてくる!? 星読み係yujiのパワースポット便り
2024.10.01
yuji
冒険とチャレンジのエネルギーが流れる10月のパワースポット
星読み係、ヒーラー、フィールドワーカーのyujiさんから届く「パワースポット便り」。そこにいるだけでなにか心地よい"グッドバイブス"が感じられる場所、ひらめきやアイデアが湧いてきたり、クリエーティブな気持ちになれるような場所を教えていただきます。2024年10月は例年以上にチャレンジングで冒険的な月に。今の運気を追い風として受けられるスポットを紹介します。
活動宮がエネルギー的にフィーバー
夏の暑さが残る9月に比べて気候も落ち着く10月。秋の味覚も出始め、各地では秋祭りも開催されるなどして、本格的な秋の到来を感じる月です。
秋は「行楽の秋」なんていったりもしますが、占星術的に観ると、今年の10月は例年以上に活動的でなにやらチャレンジングなことが起こったりするような、冒険的なものになる予感があります。
星の世界には活動宮・不動宮・柔軟宮といった3つの宮の区分があり、12の星座はそれぞれの宮に分類されるのですが、今年の10月はなんと、活動宮に類する牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座、それら全ての星座の部屋に何かしらの天体が入る、いうなれば活動宮がエネルギー的にフィーバーしている(フルマークしているため)月になるのです。
そうした影響を受けて、何らかの大冒険に打って出る人、旅に出る人、事業を大幅に変えたり、大胆な計画・企画を実行・立案する人、思い切って留学・移住する人など、アクションは人によって様々かと思いますが、ビッグチャレンジに出る人が多いのではと予見されます。
そのため、今月のおすすめスポットは前進するための "勇気や覚悟"をチャージしたり、アクション自体にブーストをかけたりと、今の運気を大きく追い風として受けられる場所をセレクトしてみました。動きたいけど動けない人、背中を押してほしい人、思い切りがほしい人などには、いい後押しとなったり、勢いがつくエネルギーをチャージできるスポットリストになっているかと思います。
宝珠山 立石寺
宝珠山 立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)。山門から階段を1,000段以上登ってたどり着く天空の古刹で、その創建は860年と古く、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開かれました。
一段登るごとに煩悩が消えていくという険しい石段を上がっていくのですが、ここは松尾芭蕉が「奥の細道」の中で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだ場所でもあり、山門を越えしばらく歩くとその記念碑である「せみ塚」を拝むことができます。
また、登頂自体は登り30分ともいわれる険しいものながら、摩崖仏(まがいぶつ)、弥陀洞(みだほら)や仁王門など、途中にも多くの見所があるので、気づいたらいつの間にか奥の院に辿り着いていた、と感じる人もいらっしゃるはずです。
さらに、断崖に突き出るように建つ五大堂は展望台になっており、絶景が待っています! 山々を拝み、眼下に門前町と山寺駅を望む圧倒的なパノラマビューが疲れを吹き飛ばしてくれるかもしれません。
お寺の麓にある門前町では、郷土料理の芋煮、こんにゃく、さくらんぼソフトなどをいただけるお店がありますので、往復2,000段以上の階段の登り降りに疲れたら、地元グルメでパワーチャージなどいかがでしょうか。
箱根神社
源平合戦などに詳しい方であれば、鎌倉幕府をつくった源氏の棟梁・源頼朝が箱根神社を崇敬していた話はご存知かもしれません。地名を冠した箱根エリアを代表する神社、箱根神社は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の三神をご祭神とし、創建は今から1,200年以上前。本来の起源は駒ヶ岳山頂ですが、現在は里宮が芦ノ湖湖畔にあります。
冒頭に記した通り、源頼朝、源為朝、源義朝といった源氏の武将はもとより、後年は徳川家康の崇敬も厚かったとされる神社で、そういったことからなにかを起こす、名をあげる、頭角を現すといったエネルギーが強く流れる場所であることがわかります。
「誓願符」(初穂料500円)に願い事を記し、それを九頭龍(くずりゅう)の大神にお伝えすることで祈願必達の御神徳をいただけるとされることから、苦労があろうともそれらを剋し、願いを叶えるといった強い意志があるものに御神恩がある神社だともいえそうです。
箱根神社の境内にある九頭龍神社は新宮ですが、芦ノ湖東岸を北へ60分ほど歩いた先にある九頭龍神社の本宮も併せてお参りを! そうすると芦ノ湖畔の土地のパワーもチャージできて、さらにいい効果を得られそう。ちなみに、途中にある白龍神社も気持ちがいいパワースポットですし、白龍神社の近くのゲートだけで売られているカステラも非常に美味なので、参拝の記念に購入し、併せてご賞味ください。
samana hotel Yakushima / 屋久島温泉
冒険とチャレンジの運気、そしてアクティブに動く! というキーワードが続く10月の運気ですが、これらのワードを見た際に、「あ、屋久島だ!」と思われた方は、"呼ばれた人しか行けない"といわれる屋久島に "呼ばれている"のかもしれません。
屋久島といえば自然の中を歩く、それこそ縄文杉を目指すロングトレッキングが思い浮かびますが、それ以外にもたくさんの見所や体験すべきものがあり、その一つが温泉です。美容、美肌の湯と称される温泉は日本に数多くありますが、「samana hotel Yakushima / 屋久島温泉」の温泉は某旅行サイトでの温泉ランキングでもランクインするほどの名湯。実際、浸かっていただくとわかるのですが、圧倒的な"とろみ"が感じられ、クセになって何回も入りたくなるほどの湯質を誇ります。
湯上がりの温かさが継続することはもちろん、温泉から眺める景色がフルオーシャンビューであることも、ここでしか体験できないオンリーワンの魅力。ビジターでも日帰り温泉の時間帯には入浴できるのですが、ぜひ宿泊して早朝の湯や夕焼けに海が染まる絶景風呂も体験していただきたいと思います。
食事もビュッフェ形式で、その日の食欲や体調などに合わせていただけますし、縄文杉などを目指すトレッキングに行く方へお弁当をご用意くださるというホスピタリティも、このホテルならではの魅力。空港までも30分ほど、しかも、バスがホテル前の発着というアクセスの良さも相まって、車に乗らない方にも使い勝手のいいホテルではないかと思います。
上野
10月の運気にはチャレンジ、大冒険に加えて、カルチャーという要素も含まれています。芸術の秋などといいますが、実際に秋は本当に星の追い風があり、文化的なものに光が当たる季節でもあるのです。
そして、都内で文化といえば上野こそ文教地区の筆頭格。芸術・カルチャー・トレンドなどというと六本木や渋谷や青山エリアなどが注目されがちですが、やはり芸術・カルチャーの王道といえば「東京国立博物館」「東京都美術館」「国立西洋美術館」「上野動物園」などを有する上野に軍配が上がります。
上野はそういった文化施設のみならず、「不忍池辯天堂」「五條天神社」「上野東照宮」「根津神社」「湯島天満宮」など、周辺の神社仏閣なども非常にパワフルなものが揃っていて、かつ「ぽん多本家」「洋食 黒船亭」「上野精養軒」「韻松亭」など百年以上の歴史を持つ老舗飲食店も多く、フードカルチャーも充実! 足を延ばせば秋葉原や御徒町、アメ横、神田明神といった見所・観光スポットも多く存在し、体力のある方なら、1日中楽しめるエリアとなっています。
文化と食と動物(動物園)の癒やしと、そして、おそらくは長時間の散歩といった行楽要素をギュッと詰め込んだ場所、上野。よく行かれる方もあまりご縁がなかった方も、ふらり、いえ「1日上野で遊びたおす」という気持ちで訪れてみるのも秋の休暇の楽しみ方としてありかもしれません。
※記事の情報は2024年10月1日時点のものです。
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【PROFILE】
yuji(ゆうじ)
星読み係、ヒーラー、フィールドワーカー。香川県生まれ。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをブログ、SNSにて発信している。著書に「『生き方のセンス』の磨き方/白・黒」(共著、ワニブックス)、「運命を変える『石』の処方箋」、「風の時代の未来予測」(講談社)、「日本」(光文社)など。
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