「頂点・本物にふれる」バイブスが高まる1月のパワースポット

【連載】ひらめきが降りてくる!? 星読み係yujiのパワースポット便り

yuji

「頂点・本物にふれる」バイブスが高まる1月のパワースポット

星読み係、ヒーラー、フィールドワーカーのyujiさんから届く「パワースポット便り」。そこにいるだけでなにか心地よい"グッドバイブス"が感じられる場所、ひらめきやアイデアが湧いてきたり、クリエーティブな気持ちになれるような場所を教えていただきます。山羊座のシーズンにあたる1月は、新年の幕開けに相応しい、伝統、継続、本質といった要素を持つスポットを紹介します。

本気で願えば、本当に必要なものが引き寄せられる!?

1月は星座でいうと山羊座のシーズン! 1年の始まりの時期でもあることからなにやらおめでたい、晴れやかな雰囲気を感じられます。それとともにお正月、初詣、新年のご挨拶回り、成人式など、しきたりや伝統、そして長年続く風習のなかに"原点"や"続けていきたい大切な要素"を感じられる時期でもあります。


山羊座は凛とした空気感、伝統、継続、本質的なもの、ステータス性などを暗示しますが、今月はそういう要素を持つものに触れたり、そういった場所に行ったり、そういう何かを取り入れると時代の追い風を受けられると思います。


山羊座は厳しい星座と言われますが、それはエネルギーを回し、必ずリアルな結果やリターンを施す要素を多分に持っている星座だからです。何事もまずは出すこと、馬力を発揮すること、エンジンを回すことが大切。


出すから入ってくる。施すから何かを受け取ることができる。


そういったこの世界の理を改めて腹落ちさせられるのが、"山羊座性"が高まる1月の運気とも言えます。


また、1月は書き初めや新年の抱負といった、"自らを律する"時でもあります。神社などで願掛けとして絵馬を奉納したり、お札に願いを書いて焚き上げてもらったりするように、ぜひ今年の誓いを立ててみてください。


本気で願えば、特に今年はその星回りから、心願や本当に必要なものがサクッと想像を超える方法で"自分のところに引き寄せられてくるかも"しれませんよ。




帝国ホテル 東京

https://www.imperialhotel.co.jp/tokyo


帝国ホテル(写真提供:帝国ホテル)


「帝国ホテル」の歴史は古く、2025年現在、130年以上のストーリーをその背に持つ老舗であり、きっと誰もが知る名門ホテルかと思います。


1890(明治23)年に日本の迎賓館の役割を担い誕生した「帝国ホテル」は、日本を代表するラグジュアリーホテルの一つであり、皇居にほど近いところに座することから気が良いことが特徴です。


そしてなにより、その1世紀を超える歴史や伝統、そして圧倒的なクラシックな佇まいがなんとも"山羊座的"だと感じるのは、私が占星術士だからでしょうか。ホテルラバーの方々は、「帝国ホテル」はハードはもちろんドアマンやハウスキーパー、レセプション、レストランなどの料飲担当などのソフトもすばらしいと口を揃えて言います。外も中も常に同じ品位・品格を保っているからこそ、一流として認知されるわけですし、その積み重ねが顧客の信頼につながっていくのでしょう。そういうたゆまぬ努力を続けられることや、意識を高いレベルでキープすることこそが山羊座の本懐です。"山羊座性"と一流ホテルのスピリット。そこには不思議な共通項を感じるのです。


また、一昔前に、開運スポットとしてホテルのラウンジで過ごすことがトレンドになったりもしましたが、「帝国ホテル」のラウンジは間違いなく"いい気が流れる"場所。綺麗に管理された植栽、高い天井、歴史ある内装は"山羊座性"の極みともいえるような空間なので、ぜひ、ラウンジでもレストランでも、「帝国ホテル」のバイブスや伝統の味(空気感)をチャージしてみるのはいかがでしょうか?




伏見稲荷大社

https://inari.jp/


伏見稲荷大社(写真提供:伏見稲荷大社)


「日本で一番外国人観光客が多く訪れる場所は?」と聞いて、すぐにその場所が出てくる人は観光情報にアンテナが立っている方ではないでしょうか。訪日外国人観光客が多く訪れる人気観光スポットのひとつが、京都府の「伏見稲荷大社」。千本鳥居で有名なお社ですが、日本にある稲荷神社の総本宮でもあり、いうなれば本店ともいえる場所なのです。


ちょうど2025年は星回り的に多くの人にとって財源・財運が変わるような節目の年ですので、五穀豊穣を御神徳とする稲荷神社を訪れることは実に理にかなったアクションだといえそう。


そして、稲荷神社の中でも最も有名、そして総本宮となれば、山羊座の持つ"頂点や極み"というエネルギーとの相似性もありますし、また、ここは"大大吉"含め、かなり変わった吉凶が示されるおみくじがあることでも有名です。一年の計は元旦にあり......などと言いますし、1月中に運気試しも含め、お参りしてみては?




嚴島神社

https://www.itsukushimajinja.jp/


嚴島神社(写真提供:広島県)


広島といえば、"宮島"を連想する人もきっとたくさんいらっしゃるでしょう。安芸の宮島、そして宮島の弥山(みせん)を神体山とする「嚴島神社」。この神社の周辺は他のエリアでは決してみることができない唯一無二の景観地であり、宮島やこのお社を拝みにくるだけでも広島を訪ねる価値と意味があると感じます。


お社自体は世界遺産登録されており、周辺は日々、国内外の観光客で賑わっています。宮島自体は紅葉谷公園や山頂の巨石群、島に点在する社寺など見所もたくさんあり、春夏秋冬でそれぞれ違った景色を見せる、とても風光明媚なスポットで、まさに瀬戸内の桃源郷というのにぴったりの場所です。


朱塗りの社殿と海にそびえたつ鳥居がシンボリックですが、「嚴島神社」を出てすぐのところにある大願寺やそこに祀られる龍神様など、近隣にも見所やいわゆるパワースポットといえるところが多くあります。夜にライトアップされた鳥居を見ることも含め、島内で1泊して2日かけて宮島を堪能、味わい尽くすのも良さそうです。




東京タワー

https://www.tokyotower.co.jp/


東京タワー©TOKYO TOWER


東京は港区にある「東京タワー」は333mの高さを誇り、「東京スカイツリー」ができるまでは日本で一番高い建造物でした。ただ、高さでは「東京スカイツリー」に一位の座を譲ろうとも「東京タワー」がもつパワースポット的な強み、この点においては、他のどんなタワーにも劣勢になることはないだろうというポイントがあります。


それは、東京の都心にあることや「東京タワー」の持つ借景性・ブランド力、そして、「東京タワー」自体が小説やドラマなどの物語に組みこまれるなど(タイトルに使われているものもあり)、タワーの存在自体がドラマを構成する要素となっている、ということです。


前者は言わずもがな、いまだにホテルでも住宅でも東京タワービューは人気があり、デートや観光地としても定番中の定番であることからも明らかでしょう。また、後者はドラマなどの題材またはキープレイスとなることで、ロマンティックな要素を帯びたり、神聖化された存在になっていること、それが「東京タワー」の持つ特異性ではないでしょうか。


また、「東京タワー」の立地についてですが、都心中央部、政治や経済の中心地にも程近い場所にあります。かつてお殿様はお城を建てて、天守から城下を見ていたと思いますが、もし自分たちがお殿様だとするのであれば、「東京タワー」の位置とその展望台はまさに"現代の天守"!? そうしたところにも1月の星座である山羊座の中央・権威性・ブランド力などとのシンクロを感じられたりもします。


東京という街が進化・発展を遂げてきた、そのプロセスを常に見守っていた存在、「東京タワー」。訪れたことがある人もまだの人も、一度展望台に登って見るのはいかがでしょうか。


※記事の情報は2025年1月6日時点のものです。

  • プロフィール画像 yuji

    【PROFILE】

    星読み係、ヒーラー、フィールドワーカー。香川県生まれ。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをブログ、SNSにて発信している。著書に「『生き方のセンス』の磨き方/白・黒」(共著、ワニブックス)、「運命を変える『石』の処方箋」、「風の時代の未来予測」(講談社)、「日本」(光文社)など。

    プロフィール写真:撮影/大坪尚人(講談社) photo/Naoto Otsubo ©︎Kodansha

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