
【連載】Beaches! ビーチバレーと私
2026.04.28
西堀健実
海外ツアーで出会ったお気に入り。美しくて楽しめる、世界のビーチ5選|西堀健実【連載⑬】
ビーチバレー選手の西堀健実さんが、バレーボールとビーチバレーにかけた青春の日々を綴ります。今回から少し趣向を変えて、西堀選手がツアーで行った海外の国々の中からお気に入りをランキング形式でご紹介します。今回は世界のおすすめビーチ5選です。
イラスト:CHINATSU
〈目次〉
- 20年の間に訪れた世界中のビーチから、ベスト5をご紹介
- 第5位:<ブラジル>コパカバーナ・ビーチ(Copacabana Beach)
- 第4位:<南アフリカ>キャンプス・ベイ・ビーチ(Camps Bay Beach)
- 第3位:<オーストラリア>クーランガッタ・ビーチ(Coolangatta Beach)
- 第2位:<タイ>サミラー・ビーチ(Samila Beach)
- 第1位:<アメリカ>マンハッタン・ビーチ(Manhattan Beach)
20年の間に訪れた世界中のビーチから、ベスト5をご紹介
皆さまこんにちは。今月から数回にわたり、私のお気に入りの海外情報をご紹介していこうと思います。
まずはビーチ編。2006年から海外の試合に出場するようになって、今年で海外ツアー歴が20年になりました。長い年月、さまざまな国のビーチを訪れました。
20年ですからね、記憶も曖昧ではありますが、過去のツアー歴を見ながら振り返ってみると、マルセイユ(フランス)、ポルト・サント島(ポルトガル)、アテネ(ギリシャ)、プエルト・バヤルタ(メキシコ)などなど、懐かしい思い出がよみがえってきます。
このコーナーで書かせてもらう機会がなければ、こんなふうに振り返ることもなかったと思います。ご覧になってくださっている皆さんの、今後の海外旅行の参考にもなればうれしいです。
それでは、ベスト5を発表します!
第5位:<ブラジル>コパカバーナ・ビーチ(Copacabana Beach)
(写真提供:日本ブラジル中央協会)
ブラジルのリオデジャネイロ市にあるビーチです。日本からは30時間ほどかかります。アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港からコパカバーナ・ビーチまでは車で40分程度です。
どこまでも続く白砂のビーチと、黒と白の石畳で波模様が描かれた遊歩道が印象的でした。海はとても青く、きれいでした。場所によりますが、コルコバードの丘のキリスト像も微かに見ることができた記憶があります。少し足を延ばせばコルコバードの丘に登ることもできますね。
コパカバーナ・ビーチでは、ビーチバレーはもちろん、ビーチサッカー、ビーチテニスなどなど、さまざまなビーチスポーツを、老弱男女問わず沢山の方が楽しんでいました。ビーチの脇にトレーニングができる器具が設置してあって、ランニングのついでにトレーニング、という光景もよく目にしましたね。ブラジルの人々は、体を鍛えることを習慣化しているように感じました。
ビーチで商品を売り歩く人からパレオを購入したり(かなり値引きしてくれます)、露店でココナッツの実を購入して飲んだものです。陽気な人が多くて、商品をすすめながら気さくに話しかけてくれたり、手助けしてくれたりします。ですが、治安はあまりよくありません。日本の感覚でいると危ない目にあう可能性もあるので、死角のある場所には1人で行かない、過度な貴重品は持ち歩かない、朝早く、夜遅くは出歩かないということは頭に入れての行動を推奨します。
第4位:<南アフリカ>キャンプス・ベイ・ビーチ(Camps Bay Beach)
(写真提供:南アフリカ観光局)
南アフリカのケープタウンにあるビーチです。日本から23〜30時間かかります。ケープタウン国際空港から、キャンプス・ベイ・ビーチまでは車で40分程度です。
透明度の高い海と、壮大な山々が望める景色はまさに絶景です。海の水温はかなり冷たかったので、試合後のアイシングに最適でした。アイシングには最適でしたが、水温が低いので海水浴というより、日光浴を楽しむ人のほうが多いようです。
キャンプス・ベイ・ビーチから車で20分ほどの場所にある港(ハウト・ベイ)で野生のアザラシを見ることができました。野生のアザラシが生息する島へ向かう船などもあります。私は見ることができませんでしたが、野生のペンギンも生息していますよ。
ビーチから見えるテーブルマウンテンに登るのもおすすめです。海沿いには、おしゃれなカフェやレストランもあってゆっくりと過ごすことができます。
第3位:<オーストラリア>クーランガッタ・ビーチ(Coolangatta Beach)

オーストラリアのクイーンズランド州最南端にあるビーチです。日本からは、13〜15時間です。ゴールドコースト国際空港からクーランガッタ・ビーチまでは車で10分程度です。
ニューサウスウェールズ州と隣接していて、この2つの州には時期によって時差があるので、ところどころ州境が入り組んでいる場所では携帯の時間自動補正が大忙しです。
10月上旬から4月上旬、ニューサウスウェールズ州は夏時間の実施時期で、クーランガッタ・ビーチのあるクイーンズランド州は、ニューサウスウェールズ州より1時間遅くなるという時差が生まれます。日本にはない現象なので、この時期にクーランガッタ・ビーチに旅行すると、ビーチから数分歩けば1時間の時差があるという貴重な体験をすることができます。州の境目のお店の営業時間やお友だちとの待ち合わせ時間にはご注意を。
波は比較的穏やかで、白い砂浜が続いています。静かでゆっくりと過ごせるので、まとまったお休みがとれた時にアパートメントを借りて過ごすのがおすすめです。ホテルよりも安価に滞在することができますよ。
第2位:<タイ>サミラービーチ(Samila Beach)
(写真提供:タイ国政府観光庁)
タイ南部のソンクラー県にあるビーチ。日本からは9〜10時間ほど。ハートヤイ国際空港からサミラービーチまでは車で1時間程度です。
アジアでもたくさん素敵なビーチに行きましたが、一番多く訪れているのがこのサミラービーチなので2位に挙げました。
大きな猫とネズミの像と、人魚の像が象徴的で、長い海岸線を持つ素敵なビーチです。以前の記事でも、少しサミラー・ビーチに触れているのでご覧いただけたらと思います。ビーチ沿いには、屋台や商店、レストラン、カフェがあるので食事をしながらゆっくりとくつろげます。私は見るだけでしたが、乗馬体験もできるそうです。
第1位:<アメリカ>マンハッタン・ビーチ(Manhattan Beach)
©ロサンゼルス観光局 / Los Angeles Tourism & Convention Board
栄えある第1位は、アメリカのロサンゼルスにあるビーチです。日本からは11~13時間ほど。ロサンゼルス国際空港からマンハッタン・ビーチへは車で約20分です。
もうここはね、外せないです。訪れるまで憧れでもありましたし、実際に行ってみて想像を超える素晴らしさでした。私の中で、海外のビーチと言ったら真っ先にここです。人も海も建物も、そこにあるものすべてが絵になります。
ビーチには、ビーチバレーのコートが点在していて、ビーチ沿いにはThe Strandと呼ばれる遊歩道があります。ビーチバレーの選手がボールを担いでビーチクルーザー*に乗り、遊歩道を颯爽と走っている姿なんてもうカッコよくておしゃれで......!
*ビーチクルーザー:アメリカ西海岸発祥の、ビーチ走行用に改造され発展した自転車。
ビーチ沿いにおしゃれなカフェやショップがあるので、そこを巡るのもおすすめです。2028年にはロサンゼルス五輪がありますので、さらに魅力が進化していきそうですね。
いかがでしたでしょうか。私の独断と偏見で選んだ、世界のビーチ・ベスト5。次はどんなお気に入りを紹介しましょうかね。お楽しみに!
つづく
※記事の情報は2026年4月■日時点のものです。
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【PROFILE】
西堀健実(にしぼり・たけみ)
1981年生まれ、長野県中野市出身。身長171㎝。
所属:biid株式会社
経歴:小布施スポーツ少年団→裾花中学校→古川学園高等学校
得意なプレー:相手選手の観察
好きな言葉:一意専心
【2023年国内大会】
・ジャパンビーチバレーボールツアー2023
第2戦平塚大会 ガラナ・アンタルチカ杯 3位
第3戦渋谷大会 3位
・ジャパンビーチバレーボールツアー2023サテライト
第1戦横浜大会 3位
【2023年国際大会】
・アジアツアー
サラミオープン9位
・FIVB Beach Pro Tour 2023
Futures/Satun(サトゥーン) 9位
Futures/Seoul(ソウル) 5位
Futures/Geelong(ジーロング) 5位
【2024年国内大会】
ジャパンビーチバレーボールツアー2024
第8戦JBG須磨大会 3位
第9戦マイナビ松山大会旭食品杯 3位
【2024年国際大会】
・アジアツアー
ヌバリオープン 9位
天津オープン 9位
ヌバリチャンピオンシップ 19位
・FIVB Beach Pro Tour 2024
Futures/Mollymook 9位
Futures/Coolangatta 9位
Futures/NUVALI 3位
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