オフィス向けの「テプラPRO」

JUN 9, 2020

菅 未里 オフィス向けの「テプラPRO」

JUN 9, 2020

菅 未里 オフィス向けの「テプラPRO」 モノを書くことを覚え始めた幼少期からずっと身近にあるペンやノートなどの文房具。いま改めてその世界を覗きこめば、使い心地、デザイン、遊び心やユニークさなど、驚くほど多様なアイテムがあり、進化をとげていることに驚かされます。連載「創造する人に役立つ文房具」では、文具ソムリエール菅未里さんに、数ある文具のなかから「使うことでクリエイティブな気持ちになれるアイテム」をご紹介いただきます。

どのオフィスにも一台はあるであろう、定番ラベルプリンター「テプラ」。実は膨大な種類があることをご存知でしょうか。ラベルの幅ひとつとっても4㎜から50㎜まで選ぶことができ、他にもPCに接続したり、アプリによってスマートフォンと連携したりすることが可能です。女性を強く意識した、趣味性の高い「ガーリーテプラ」などもあります。

そんなテプラですが、大きくは家庭向きの「テプラLite」シリーズと、オフィス向きの「テプラPRO」シリーズに大別できます。PROシリーズは無骨なデザインが特徴だったのですが、あか抜けたデザインのものも存在します。それが「テプラ」PRO SR5900Pです。

「テプラ」PRO SR5900P

オンライン対応で圧倒的な効率化

ミニマルなデザインのこの商品は、文字入力用のボタンがありません。それもそのはず、有線LAN・無線LANでPCに接続することが前提なのです。つまり、ラベルのテキストの打ち込みはPCのキーボードで行うということです。

ここは重要な点です。なぜなら、ボタン方式よりも圧倒的に早いから。業務で使うなら、かなりの効率化が期待できます。さらには印刷速度も従来製品の約1.7倍と、スピードを意識した商品です。

Cに苦手意識があるなら、LANと専用アプリを利用してスマートフォンやタブレットから直接出力することも可能です。もしPCに苦手意識があるなら、LANと専用アプリを利用してスマートフォンやタブレットから直接出力することも可能です。さらには、フォントが選べたり、手書き文字をプリントできる機能まであります。

手書き文字をプリントできる機能まであります。
機能面を考えると圧倒的といっていいでしょう。そこに、今までのテプラと一線を画すデザイン。今どきのオフィスにも違和感なく溶け込みます。

今どきのオフィスにも違和感なく溶け込みます。お仕事でテプラを多用する方は少なくないと思いますが、一口にテプラといってもいろいろです。機能的なテプラで効率的にお仕事を進めませんか?


【ご紹介したアイテム詳細はこちら】
キングジム「テプラ」PRO SR5900P


※記事の情報は2020年6月9日時点のものです。

  • プロフィール画像 菅 未里

    【PROFILE】

    菅未里(かん・みさと)

    文具ソムリエール。
    文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。
    国内外で商品や売り場の企画・監修、各種メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っている。日経MJなど連載多数。

    著書に『私の好きな 文房具の秘密』(エイ出版社)、『仕事を効率化する ビジネス文具』(ポプラ社)、『毎日が楽しくなる きらめき文房具』(KADOKAWA)、『文具に恋して。』(洋泉社)がある。

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