【連載】SDGsリレーインタビュー
2022.04.19
小林味愛さん 株式会社 陽と人 代表取締役〈インタビュー〉
全ての働く女性に、自分の心と体を大切にしてほしい。そうして生きることができる選択肢をつくりたい
2017年、福島県伊達郡国見町(くにみまち)に株式会社陽と人(ひとびと)を設立した小林味愛(こばやし・みあい)さん。「しあわせ・笑顔・豊かさの循環」をビジョンに掲げた同社は、全国有数の桃の生産地でもある国見町で、正規の流通ルートにのらない規格外品の桃を東京で買いやすい価格で販売する事業から始まりました。女性のデリケートゾーンケアに特化した製品ブランド「明日 わたしは柿の木にのぼる」の立ち上げ、地方から都市への農産物の生産・流通・卸売事業、フェムテック*1市場への参画など多岐にわたる事業を手掛けています。
*1 フェムテック(FemTech):Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせて造られた。女性特有の健康課題を解決するテクノロジーや、それを使った製品・サービスのこと。
国見町に純粋に惹かれるものがあった
――小林さんは東京都立川市のお生まれですが、福島県国見町に会社を立ち上げたのはなぜですか。何かご縁があったのでしょうか。
全然縁もゆかりもない場所でしたね。強いて言えば前職の仕事の中で、訪れた町のひとつです。
――前職では大手シンクタンクのコンサルタント部門に在籍し、全国各地の地域活性事業に携われていたのですよね。仕事でいろんな場所に行ったのでしょうか。
そうですね。北海道から九州まで本当にいろんな所へ行ってました。
――その中で一番印象的な場所だったとか?
何でしょうかね。明確なロジックみたいなのはないんです。けれどやっぱり純粋に惹かれるものがあったっていう、直感ですね。居心地がいいというか。
――そういう感覚って大事な気がします。陽と人では地方での流通事業や企画販売、プロデュースなどをされているそうですが、それは前職のときからなさっていたんですか。
私が今やってることで、前職のときにやっていたことは1つもないです。最初に国見町に会社を立ち上げてやったのは、地域の農家さんとか、地域に住むいろんな方の話を聞いて困りごとや地域の課題をどんどん深掘りしていくことでした。そのときに国見町って町村レベルでは、桃の生産量が全国ナンバーワンであることを知って。なのに、あまり知られていないじゃないですか。 味はもう今まで食べたことないぐらいめちゃくちゃおいしいんですよ。濃厚だし、品種の違いもいろいろあって。
ただ、スーパーへ行くと分かると思うんですけど、売られている果物って全部形や大きさがそろっていてきれいじゃないですか。その背景では、ちょっと小さかったり、ちょっと枝で傷ついているものが産地で全て廃棄されていたり、ジュース用に信じられないくらい低価格で買い取られているんです。それってもったいないと思ったんです。
昔は大きくて形もきれいなものがよかったかもしれないけど、今は女性や子どもは1個食べきれない人もいるから、大きければいいってものでもない。少し小さいとか、ちょっと見た目が悪いだけで価値がないとされて0 円になる。育てる手間は変わらないのに......。それはあまりにもおかしいし、これじゃ農業が活性化しないよねって思いました。
農家さんたちも同じことを思っていました。とはいえ難しいんですよ、桃を傷めないで流通させるのは。それを試行錯誤して、収穫したその日中に東京に届くような物流をつくっていきました。そうやって、地域の悩みとか課題をどう解決していくか、その過程から始めた感じですね。
――国見町の方々からすれば 知らない人が突然やってきた......! みたいな感じだと思うのですが、地元の人たちからの戸惑いや困惑、反発みたいな反応はなかったのですか。
絶対あったと思うけど、私そういうことをあんまり気にしないんですよ。なんて言うか、みんなが何かおかしいよね? と思っていること、そこにある課題を知りたい、好奇心が強いんです。それを解決したらみんながハッピーになれるよねって。だから、受け入れられるかどうかはあまり気にしません。農作業のお手伝いをしながら話すことも多いんですが、純粋に知りたいから聞く、という感じです。
おいしい桃を買いやすい価格で流通させることに意味がある
――流通の問題は具体的にどう解決していったのですか。
普通の宅急便サービスを使うと、物流コストがかかり過ぎて全然利益が出ないんです。じゃあどうしたらいいかを考えて、まず削減できるコストは全てカットしました。例えば、箱に入れる作業は、 箱代がかかるし、箱に詰めるという作業費、人件費もかかってくるのでカット。収穫したコンテナのまま輸送することにしたら箱のゴミも出ません。コンテナは戻ってくる便で戻してもらう、といった流通の循環をつくりました。
あとは、実際の輸送はトラックの相乗り便を使います。10tトラックで東京に行く便って山ほどあるんです。その中には荷が空いている便も絶対あるんです。トラックとしても荷に1tスペースが空いていたら、1t空気を運んでいることになるので、相乗りしてもらえればうれしい。だから東京へ行くトラックを見つけて、交渉して、物流費を圧倒的に抑えることに成功しました。コストは通常の宅配サービスの約10分の1以下です。
――物流の仕組みを勉強したり、トラック会社に交渉したりと、本当に一つひとつ全部調べたのですか。大変そうです。
大変でしたね。逆に、本当に何も知らないで始めちゃったからできたけど、今同じことをやれって言われたら、できないと思うぐらいですね(笑)。
――東京ではどういうところで売っているんですか。
青果店が多いですね。やっぱり規格外品となると少し見た目が悪かったりするので、接客販売が望ましいです。接客販売だとクレームが出ないんですよ。出したらすぐ売れてしまって、足りないぐらいです。もっと高値で売った方がいいのでは、というのがよくある考え方ですが、それでいけるものはそうすればいいと思います。
でも、桃とか果物って、おいしくても高くて買えないなら別になくていい、となっちゃうんです。子どもの頃に果物を食べる習慣がなかったら、そのまま別に食べなくてもいいや、と思うじゃないですか。そうではなくて、 福島のおいしい桃が季節になったら毎日の食卓にのる、どこにでもあるようにする。長期的に考えたらコストを抑えて買いやすい価格で流通させることに意味があると思っています。
収入格差は地域の子どもたちの教育格差に
――桃以外では、柿の皮を原料に用いた女性のデリケートゾーンケア製品ブランド「明日 わたしは柿の木にのぼる」を開発し、販売していらっしゃいます。
国見町がある伊達郡は「あんぽ柿」っていう、干し柿の発祥の地なんですよ。干し柿の中でも、 「あんぽ柿」は結構作るのが大変で、育てた柿を1個1個手でむいていくんです。
――皮をむいてから干すんですね。全然知りませんでした。
むいて干して、1カ月ぐらいしてようやく「あんぽ柿」が出来上がるんですけど、手間がかかるのに、特に東日本大震災以降は価格が下落したままなんですよ。なかなか所得につながらないので、後継者がいなくなっていく。現実的に儲からないから収入格差が出てきてしまう。ものを作れるって本当にすごいことなのに、収入格差は地域の子どもたちの教育格差になって問題になったりもします。
「あんぽ柿」は青果そのままで流通させる桃と違って、皮をむいて干して製造するという「加工品」なので、いわゆる規格外品みたいなのは出ないんですよ。だからこそ価格を上げるのが難しい。そこで、今まで破棄されていた柿の皮に注目しました。栄養成分が豊富なので、何かに使えないかと研究して、柿の皮から抽出した成分を使って女性のデリケートゾーンケア専用の ブランド「明日 わたしは柿の木にのぼる」を立ち上げました。2017年から3年かけて研究開発して、完成したのは2020年1月です。
*うるおい成分
"バリキャリ"だったサラリーマン時代
――普通の化粧品ではなく、デリケートゾーン専用の製品を作ろうと思った理由は何だったんですか。
私は10年近くサラリーマンをやっていたんですけど、めちゃくちゃ忙しかった。ひどいときは早く帰れても夜中の2時とか。3日間帰れなくて床にダンボールを敷いて寝ることもあった。そんな生活をしていた時期が続きました。
――経歴を拝見しましたが、小林さんは大学卒業後に中央官庁で勤務。その後はシンクタンクでバリバリ働いていた、いわゆる"バリキャリ"でしたよね。
そう。周りを見渡すと、性別的にはほとんど男性しかいないっていう職場で10年近く働いていて、どうしても体調を崩してしまったり、女性ならではの病気になってしまったり。あと妊娠出産を考えたときに、女性の先輩を見ると、やっぱり同じようにめちゃくちゃ働いているから結婚は選ばないか、子どもを産むことを選ばないか、早めに産んで仕事で出世しないことを選ぶかどれかなんですよね。両立できている人って、常に親のサポートを受けられるとか、環境が恵まれている人ばかりでした。
こんなに体を酷使して働いて、自分の人生の選択の幅を狭めないと「女性が活躍してる」って言われない社会なのかな......って思うと嫌になっちゃって。最初は体調を崩す自分が弱いのかなと思っていたんですが、こういう話をすると私も私もっていう人が本当に多過ぎて。すごく歪(いびつ)だなと思ったんです。
最終的には働く女性、ひいては男性も含めて、みんなが生きやすい社会の制度や仕組みをつくりたいと思うようになりました。でもいきなり制度を変えるとか、社会を変えるといった大きなことは難しいから、今できることをやろうと。そこで「女性一人ひとりが自分の心と体を大事にできる」という自分には持てなかった選択肢を持てることをやりたいなって思ったことが、製品開発につながっています。
生物学的に女性のデリケートゾーンには580種類ぐらいの菌がすんでいて、それが睡眠不足や食事のバランス悪化、過度なストレスなどで生活習慣が乱れることで菌のバランスが乱れるんです。 そうするとかゆみやにおい、生理関係のトラブルと、さまざまな影響がデリケートゾーンに現れるんですよ。
だからたった10秒でもいいから毎日ケアをする、自分を労わる時間を持つことで、自分の心と体を大切にしてほしい。 そうして生きることができる選択肢をつくりたいと思って、デリケートゾーンをケアする商品を作りました。
フェムテックで正しい知識が広がりつつある
――SDGsムーブメントの一環でもあると思いますが、ここ数年で「フェムテック」と言われる商品も多く開発されて、「明日 わたしは柿の木にのぼる」もその仲間に入ると思います。それについては、どう捉えていますか。
そうですね。女性の健康課題に向き合った製品が「フェムテック」と言われるようになって、徐々に科学的に正しい知識を持つ人が増えて、広がって、変わり始めてきていて、今がちょうど過渡期じゃないかなと思います。
生物学的に現代の女性は昔に比べると、体に負担がかかっています。例えば子どもを平均8人ぐらい産んでいた戦前(約100年前)の女性の場合、生涯の生理の回数は50回ぐらいなんです。今は産む産まないという選択肢もあるし、8人も子どもを産むという人はかなり少数だと思いますので、一般的な生涯の生理の回数は 450回くらい。100年前と比べると、9倍とか10倍になっているんですね。それに伴い生理前の PMS*2もそうですが、子宮内膜症など女性特有の病気は増えていて、悪化すると働けなくなることもあります。ですので、女性が自分の体を大事にしながら働くというのは、生物学的な面でも課題なんです。
*2 PMS:月経前症候群。月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状。月経開始とともに症状がおさまったり、消失するものを指す
――商品を実際に使っているユーザーの声はどうですか。
うれしい声をいっぱいいただいています。ECサイトもあるんですが、クチコミを促しているわけでもないのに投稿してくださる方がいて、「すごく体調が良くなりました」とか「自分を大事にしようと思うようになりました」とか、「使用感が肌に合う」とかいろんなコメントをくださって。やってて良かったなーって本当に思いますね。
――製品開発から完成するまで、柿の農家さんたちの反応はどうだったんですか。
もうね、始めはぽかんとしてました。意味不明だったみたいです。今まで柿の皮を持っていく人なんていないわけですから、え? あなた、何やってるの? みたいな。 柿の皮を原料にする段階で、生のまま抽出するか、乾燥して抽出するかを試すために柿の皮をいろいろいじっていたら、理解するのをやめたって言われました(笑)。もう勝手にやれ、みたいな。
そしてようやく実際に製品として目に見えるようになったら、本当に喜んでくれました。ただ70代以上の方にデリケートゾーンのケアと言っても、ちょっと理解が難しいこともあったので、石鹸だよ、保湿するものだよって話をして。そうしたら農家さんたちも、孫にあげるんだって買ってくれるんです。
私はもともとアトピーだから、アトピーの方でも安心して使えるものを開発しました。そのおかげで、アトピーの孫に渡せてよかったって言ってもらえて。それはすごくうれしいですね。
明日で大丈夫だよって、誰かに言ってほしかった
――「明日 わたしは柿の木にのぼる」というブランド名がとてもユニークだと思いましたが、小林さんが考案したのでしょうか。
パッケージとかクリエイティブを一緒にやっているメンバーとブレストしながら決めました。今まで話したようなことを、ブランド名だけで比喩的に伝えたいなと。
「わたしは柿の木にのぼる」とちゃんと言い切ることで、女性が自分自身で選ぶ、意思を持って人生を送ってほしいと思ってつけました。「明日」というのも、女性は特に家事や育児も含め、「いつやるの? 今でしょ!」って言われ続けられることばかりだから、もう明日でいいじゃんって、明日で大丈夫だよって。私はずっと誰かに言ってほしかったんです。
だから辛いことがあった日でも、お風呂に入って「明日 わたしは柿の木にのぼる」が目の前にあることで、明日でも大丈夫だなって思っていただけるとうれしいです。「明日」と「わたし」の間に半角スペースがあることもこだわりです。女性の心のゆとり、時間のゆとり、息継ぎをすることを表しています。手にとった方々が、自分の解釈で考えてくれるといいなと思っています。
――小林さんご自身が過去に働いていた環境でとても辛い思いをして、その経験が基にあって、自ら起業して。行動を起こすことでその経験を昇華されて、さらに地域社会や働く女性をサポートする事業をしている、それが素晴らしいなと思いました。今後やりたいこと、目標はありますか。
まずはちゃんと商品を売っていく、売り上げを伸ばしていくっていうことですね。売れないと地域に還元できないので。そのことは大前提としてありながら、やっぱり最終的には社会がどう変わっていくかに興味があります。プロダクトを作って、ジェンダーの話や女性の健康課題に意識を向けることからどう社会を変えていけるのか、その仕組みづくりをやりたくて。次の一手が「FACTBOOK(ファクトブック)」であり、企業での研修です。
――「FACTBOOK」と企業での研修、それぞれどんなものか教えていただけますか。
女性は20代から60代まで、年代に応じて健康課題がたくさん生じるんです。これらの課題はライフサイクルと密接に関わっていて、働いている期間にちょうど合致します。月経の問題もあれば、妊娠・出産もそうですし、45歳から55歳頃までの更年期という期間もそう。不妊、流産とか死産といったこともあります。
それぞれ大変なことですが、程度の差こそあれ自分もなりうるかもしれないことですから、症状についてある程度の前提知識さえあれば、知らないよりは対処しやすいですよね。ですので、全ての働く女性や、そのパートナーだったり、企業の管理職の方だったりが、女性の健康課題の概要を掴めるような「FACTBOOK」を作りました。 当事者である働く女性には、こんなときは何に気をつけたらよいか、具体的な対処方法などを記しています。私たちのお客さまでもある多くの女性たちの声を集めて、そんな声に対してファクト(事実)はこうですよって、医療監修が入った本ですね。どんな状況になっても、選択肢があるということを提示しています。
それを基に、企業向けの研修ガイドも作りました。企業の管理職の方や女性社員に向けて普及啓発していけるものになっています。こういった形で企業との協業も今後は増やしていきたいです。徐々に価値観が変わって、女性だけではなく、全ての人が働きやすい社会というものを、みんなで考え始めることができたらいいなと思っています。
※記事の情報は2022年4月19日時点のものです。
-
【PROFILE】
小林味愛(こばやし・みあい)
1987年東京都立川市生まれ。2010年慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、衆議院調査局入局、経済産業省へ出向。2014年に退職し、株式会社日本総合研究所へ入社。全国各地で地域活性化事業に携わる。2017年8月、福島県国見町にて株式会社陽と人を設立。子育てをしながら、福島県と東京都の2 拠点居住生活を送る。
株式会社 陽と人
https://hito-bito.jp/
明日 わたしは柿の木にのぼる
https://ashita-kaki.com/
RANKINGよく読まれている記事
- 3
- 大江千里|ニューヨークへのジャズ留学から僕のチャプター2が始まった 大江千里さん ジャズピアニスト〈インタビュー〉
- 4
- 手軽で安いものという価値を転換|「海苔弁いちのや」の高級のり弁 海苔弁いちのや 代表取締役 風間塁さん 総料理長 井熊良仁さん〈インタビュー〉
- 5
- 宮尾俊太郎|20歳の再決意「オレ、バレエをやりたかったんじゃないの?」 宮尾俊太郎さん バレエダンサー・俳優〈インタビュー〉
RELATED ARTICLESこの記事の関連記事
- 助け合いの輪を広げ、すべての人に音楽の喜びを 公益財団法人 名古屋フィルハーモニー交響楽団 理事長 山口千秋さん〈インタビュー〉
- 「聴こえづらい」を解決するミライスピーカー|株式会社サウンドファン 山地浩さん、田中 宏さん、... 山地浩さん 田中宏さん 金子一貴さん〈インタビュー〉
- 「新しい常識」をつくる革新的な近距離モビリティ。ポジティブに移動する人を増やして、社会全体を元... 菅野絵礼奈さん 小松岳さん WHILL株式会社〈インタビュー〉
- 料理を柔らかくする調理家電で介護食に革新を。誰もがいつまでも「食べる喜び」を味わえる社会に 森實将さん ギフモ株式会社代表取締役〈インタビュー〉
- おむつからアウトプット、人も自然も全てが循環する世界をつくりたい 松坂愛友美さん DYCLE(ダイクル)共同代表〈インタビュー〉
NEW ARTICLESこのカテゴリの最新記事
- 「リサイクル率日本一」を15回も達成。鹿児島県大崎町は"リサイクルの町"から"世界の未来をつく... 井上雄大さん 一般社団法人大崎町SDGs推進協議会〈インタビュー〉
- リジェネラティブ農業で北海道の菓子を世界へ 長沼真太郎さん 株式会社ユートピアアグリカルチャー代表取締役〈インタビュー〉
- 廃棄食材で染める衣料品。業界を越えた協業でファッションの価値を提案 谷村佳宏さん 豊島株式会社 FOOD TEXTILE プロジェクトリーダー〈インタビュー〉
- 環境配慮とデザイン性を両立したビニール傘で「使い捨てない文化」をつくる 山本健さん 株式会社サエラ代表取締役社長〈インタビュー〉
- 世界に認められた日本発のクラフトジン。酒かすをアップサイクルした"飲む香水"で、日常にリッチな... 山本祐也さん エシカル・スピリッツ株式会社 CEO〈インタビュー〉