【連載】宮川紗麻亜のきらきらサマービューティー
2021.03.26
ビーチバレーボール選手:宮川紗麻亜
薬膳&ハーブで穏やかに体調を整えましょう!
いつでも夏のきらめきをまとうビーチバレーボール選手、宮川紗麻亜さんによる連載です。健康的な身体をキープするためのボディーメイク術や食事法、美容やトレンドアイテムまで。1年を通して、きらめきをクリエイトするアイテムやアイデアをご紹介いただきます。
前回のエクササイズには挑戦していただけましたでしょうか? 無理せず続けてみてくださいね。さて、第2回は「食」についてです。
暖かくなって、着るものが少しずつ薄くなってくるとダイエットを意識する人も多いかもしれません。ただ、ダイエットと聞くと無理な食事制限が頭をよぎります。実は、春は季節の変わり目で、生活環境が変わる方も多かったりと、心身ともに疲労がたまりやすいシーズンなのです。ですので無理なダイエットは禁物! 私も実際に食事制限でダイエットを何度かやってきましたが、その時は食べていないので一時的には痩せますが、リバウンドをしてしまうことが多かったです。
私はもともと食べるのが大好きで、好き嫌いもなく何でも食べます。お陰様で大きな体に育っております(笑)。競技をする上で水着になることが多いので、多少気にはするものの基本的には自分の好きな物を食べています。
もちろん私自身もできることなら脚が細くなりたい......、顔が小さくなりたい......という願望はありますが、本格的なダイエットには目をつぶっています(笑)。食べることは人生の楽しみですからね!
そんな私が書く「食」について。ダイエットという観点からはあまり説得力がないので(笑)、私が日ごろから美と健康を意識して食べているもの、飲んでいるものをご紹介したいと思います。
薬膳はドライフードが便利
5年前くらいになりますが、薬膳やハーブティーに興味を持ち始め、美容薬膳とメディカルハーブの勉強をして「美容薬膳アドバイザー」「メディカルハーブアドバイザー」という資格を取りました。それから、毎日ではないですが少しずつ薬膳やハーブを生活の中で取り入れるようになりました。
薬膳というと難しいイメージがあるかもしれませんが、簡単に取り入れられるんですよ。私が美容薬膳として積極的にとっているのが、ナツメやクコの実です。ドライフルーツやチップスの状態になったナツメをそのまま食べたり、お茶にして飲んだり、クコの実もそのまま食べたりして、おやつ感覚で薬膳を取り入れています。
ナツメは「1日に3粒食べると歳を取らない」という中国のことわざがあるほど、抗酸化・貧血や月経痛などにも効果があるとされ、高い美容効果も期待できます。
クコの実は、アンチエイジングや視力回復に効果があり、身体の筋骨を丈夫にするという説もあります。ビタミンやミネラルも豊富で、肌荒れや貧血の改善、血糖値や血圧の降下作用も期待できます。
ハーブティーは体調や気分に合わせて
ハーブティーも好きで、ペパーミントティー、レモングラスティー、ローズヒップティーをよく飲んでいます。ハーブの良いところは、体にゆっくり作用して自然治癒力を引き出してくれること。ハーブティーを飲むことでリラックスでき、目覚めが良くなったと感じることもあります。抗酸化力があるものなど、数多くの種類があります。自身の体調やその日の気分によって、自分の好みに合わせたブレンドで飲めるのもハーブティーの良さですね。
ペパーミントは清涼感があり後味がさっぱり、胃腸の調子を整えてくれるハーブです。食べ過ぎや飲み過ぎの後に飲むと消化を促進してくれます。だからミントティーばっかり飲んでいるわけではないですよ~(笑)。
レモングラスは血行促進・殺菌作用といった効能があると言われるハーブで、発汗過多を改善してくれるという説もあります。単体で飲むのもよいですが、緑茶と合わせて飲むとおいしいです。
ローズヒップは、ビタミンCの爆弾と言われるほど豊富にビタミンCを含んでおり、肌自らの生まれ変わりを促進する効果を期待できます。100℃の熱湯でもローズヒップに含まれるビタミンCは破壊されず、ビタミンCの吸収や効果を高めます。
ハーブを買ってポットで蒸らして飲むのが面倒な場合は、便利なティーバッグタイプをお薦めします。美容や健康のために、まずは簡単な方法で薬膳やハーブを始めてみるとよいですよ。
肌荒れや風邪を寄せ付けません!
普段の生活に薬膳やハーブティーを取り入れているから、だけの理由ではありませんが、太陽の下にいる時間が長い割には、肌荒れも少ない方なのかなぁと感じています。そして、ここ数年は重たい風邪も引かず、インフルエンザにも未だ1度もかかったことがありません。新型コロナウイルスにも感染しないよう気をつけつつ、引き続き免疫力を高めていきたいです。
ナツメやクコの実のドライフルーツを食べるだけ、ハーブティーを飲むだけ。とっても簡単ですので、みなさんもぜひお試しください。薬膳&ハーブを普段の生活に少しずつ取り入れることで、穏やかに体調を整えていきませんか。では、また次回の連載でお会いしましょう。
※記事の情報は2021年3月26日時点のものです。
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【PROFILE】
宮川紗麻亜(みやがわ・さまあ)
所属:フリー
出身地:山梨県韮崎市
生年月日:1983年8月17日
身長:171cm
利き手:右
ホームビーチ:神奈川県・鵠沼海岸(くげぬまかいがん)
経歴:
韮崎小学校→韮崎東中学校→八王子実践高校→日本女子体育大学→GSSサンビームズ
2011年 JBVツアー新人賞
2013年 全日本メンバー登録
2017年10月~12月 バレーボールフィリピンスーパーリーグに外国人選手として出場
2018年 JBVツアー 第4戦 南あわじ・神戸淡路鳴門自動車道全通20周年記念大会 優勝
2018年 FIVB WORLD TOUR 蔚山ジンハオープン 1☆ 4位
2019年8月 スノーバレーボールワールドツアーアルゼンチン大会に日本代表として出場
2020年 日本ランキング41位
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