野菜料理家・庄司いずみ先生が指南! たんぱく質たっぷりビーガンレシピ【デザート編】

MAR 7, 2023

ビーチバレーボール選手:坂口由里香 野菜料理家・庄司いずみ先生が指南! たんぱく質たっぷりビーガンレシピ【デザート編】

MAR 7, 2023

ビーチバレーボール選手:坂口由里香 野菜料理家・庄司いずみ先生が指南! たんぱく質たっぷりビーガンレシピ【デザート編】 国内個人ランキング3位*。坂口由里香さんはいま最も注目されているビーチバレーボール選手の一人です。世界を舞台に奮闘しながらパリ五輪を目指す坂口選手に、日々の練習やツアー先で体験したこと、また、坂口選手が実践しているビーガン食や、普段のフィジカルトレーニングについて「世界への挑戦!Beach Days」をつづっていきます。*2022年10月時点

ビーガン食になじみがない方にもおすすめ

こんにちは。【メインのおかず編】に引き続き【デザート編】では、野菜料理専門の料理家、庄司いずみ先生にビーガンおやつ&デザートを教わりました。オートミールと野菜、きなこが入って栄養満点の「野菜のプロテインバー」と、大好きないちごと甘酒を組み合わせた「いちごの甘酒マリネと甘酒ヨーグルト」の2品です。

ビーチバレーボールは体力の消耗が激しく、試合が終わった後は、エネルギー補給のために何かを食べたほうがいいと言われています。ほかの選手は血糖値がバーンと上がるお菓子(チョコレート等)を食べていて、私はバナナを食べることが多いのですが、今回の野菜のプロテインバーは、試合直後に食べるおやつにぴったりだと思いました。

どちらも簡単に作れて、栄養たっぷり。おいしいのでビーガン食になじみがない方にもおすすめです。ぜひ作ってみてください。




手軽に食べられるプロテインバー&いちごのデザート

野菜のプロテインバー

野菜のプロテインバー
<材料>12本分
野菜のプロテインバー 材料ブロッコリー 50g(粗みじん切り)
玉ねぎ 50g(粗みじん切り)
塩 小さじ1/2
オートミール 60g
きなこ 大さじ4
薄力粉 大さじ4
豆乳 60g
くるみ 10g
アーモンド 10g
メープルシロップ 小さじ1

<作り方>
①フライパンに油(分量外)を熱してブロッコリーと玉ねぎをさっと炒め、塩をふる。
②ボウルに①と残りの材料を入れヘラなどでしっかり混ぜる。
③クッキングシートに②を1.5㎝の厚みに伸ばし、2×7㎝の棒状に切る。これをクッキングシートごと天板に並べ、180度に予熱したオーブンで20分焼く。


フライパンに油(分量外)を熱してブロッコリーと玉ねぎをさっと炒め、塩をふる。

▼いちごの甘酒マリネと甘酒ヨーグルト
いちごの甘酒マリネと甘酒ヨーグルト

<材料>2人分
甘酒ヨーグルト

いちごの甘酒マリネ
いちご(小粒のもの) 1/2パック(7粒・正味100g)
濃縮タイプの甘酒 50ml
カルダモンパウダー 小さじ1/4

甘酒ヨーグルト
豆乳ヨーグルト 150g
濃縮タイプの甘酒 150ml

<作り方>
①豆乳ヨーグルトをひと晩水切りする。
②いちごは大きければ半分に切り、甘酒50ml、カルダモンパウダーと混ぜてひと晩おく。
③①と甘酒150mlを混ぜ、②をトッピングする。



豆乳ヨーグルトをひと晩水切りする。


庄司いずみ先生

庄司いずみ先生より

野菜のプロテインバーに使用しているブロッコリーは、たんぱく質が多い食材のひとつです。ビーガン食でアスリートに必要なたんぱく質が摂取できるのか、といえばもちろんできます。

例えば、日常生活に必要なたんぱく質はご飯とおみそ汁、納豆、豆腐、おひたしといった一般的な和食の構成でもまかなえます(1~2品程度の大豆食品を入れる)。でも、アスリートはその1.5倍以上は必要でしょうから、大豆ミートやきなこ、ブロッコリーのようなたんぱく質が多い野菜を食べるといいと思います。プロテインバーは朝食にもおすすめです。


編集部H 初めてのビーチバレーボール体験


■撮影スタジオ

庄司いずみベジタブル・クッキング・スタジオ
https://shoji-izumi.tokyo/index.html


庄司いずみベジタブル・クッキング・スタジオ


※記事の情報は2023年3月7日時点のものです。

  • プロフィール画像 ビーチバレーボール選手:坂口由里香

    【PROFILE】

    坂口由里香(さかぐち・ゆりか)
    小学3年生からインドアのバレーボールを始め、中学3年生で神奈川県代表選手に選出。高校3年生で神奈川県ベスト4入り、ビーチバレーはマドンナカップの神奈川県予選で優勝、全国大会で5位入賞。その後、2014年国内ツアー入賞をきっかけに本格的にビーチで活動、2018シーズンはビーチバレージャパンで決勝進出、2021年の国内ツアーでは優勝3回、準優勝1回、3位1回、2022年は開幕戦から国内で出場した大会は全て優勝し、9月の女子アジア選手権では5位入賞、10月のBeach Pro Tour モルディブ大会でも5位入賞した。勝負強さ、安定したパス、攻撃のバリエーションで、次代を担っていくプレーヤーとして注目される。
    2019年 FIVB World Tour 1star インド大会2位
    2019年 FIVB World Tour 1star ハンガリー大会1位
    2020年 FIVB World Tour 1star グアム大会1位
    2021年 ジャパンツアー平塚大会 優勝
    2021年 松山大会 優勝
    2021年 ファイナル大阪大会優勝
    2021年 名古屋大会準優勝
    2022年 立川立飛大会優勝
        大洗大会優勝
        平塚大会優勝
        松山大会優勝
        全日本女子選手権大会優勝
        Beach Pro Tour モルディブ大会 5位入賞
    2022年 7月 個人ランキング1位、10月 個人ランキング3位

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