《まとめ》ドボタンが行く!

APR 28, 2020

三上美絵 《まとめ》ドボタンが行く!

APR 28, 2020

三上美絵 《まとめ》ドボタンが行く! ドボク探検倶楽部、通称「ドボたん」メンバーの三上美絵さんの人気連載記事「ドボたんが行く!」では、ダムや橋、レトロ建築、スリバチなど一般的にはあまり知られていない、マニアックな視点からさまざまな土木構造物をご紹介しています。ぜひご覧ください!

私を土木ラブ♡にした「海底トンネルのつくり方」

ドボクってかわいい!面白い!

MAR 26, 2019 私を土木ラブ♡にした「海底トンネルのつくり方」
私がドボクの魅力に目覚めたのは大昔、ゼネコンの広報部で社内報を担当していた頃のことです。新人だった私は先輩に連れられて、羽田空港の近くにある「川崎航路トンネル」の現場へ取材に行くことになりました。
ダム♡ラブな人々、増殖中!

ダム♡ラブな人々、増殖中!

APR 16, 2019 突然ですが、ダムは好きですか?
ダムには、水圧を支える方法によってさまざまな形式があります。弓なりに反って深い谷に踏ん張る「アーチ式ダム」の緊迫感。ダム自体の重さで支える「重力式ダム」の安定感。そして、石を積み上げて堤をつくる「ロックフィルダム」のナチュラル感。どれもいいですね~(うっとり)。
橋の「横顔」を愛でる

橋の「横顔」を愛でる

MAY 21, 2019 渡るだけでは気づきにくい"イケメン橋"の横顔
橋って、そもそも渡るためのものですよね(←当たり前)。でも、のほほんと渡ってしまうと、せっかくの橋の美しさや迫力を味わい損ねてしまうことがあるんです。なぜなら、形式によっては、肝心な部分が橋の下に隠れていたりするからです。
「かつて川は道だった」を実感する舟遊び

「かつて川は道だった」を実感する舟遊び

JUL 16, 2019 「水の都」から川が消えた?!
かつて水の都と呼ばれた東京、大阪、広島などの川で、川が都市交通の中心だった頃の痕跡を探したり、川面から橋のリベットを間近に見たりしながら川を愛でる、ドボたんならではの「舟遊び」の世界をご紹介しましょう。
「地球の窓」とレトロ建築が魅力のまち、秩父

「地球の窓」とレトロ建築が魅力のまち、秩父

SEP 17, 2019 ダイナミックな地球の胎動を感じる岩畳
東京から手軽に行ける観光地として人気上昇中のまち、埼玉県の秩父。ドボク探検倶楽部、略してドボたん的な見どころの一つは、長瀞(ながとろ)渓谷の地形や地質の面白さです。
スリバチ地形を愛でながら谷歩きする「東京スリバチ学会」に潜入!

スリバチ地形を愛でながら谷歩きする「東京スリバチ学会」に潜入!

NOV 26, 2019 凹凸地形を求めてスリバチ学会50人が集合
11月初旬の晴れた午後、東京・新橋駅前のSL広場に「谷歩き」を愛好する"タニアルキスト"たちが続々と集まってきました。その数、およそ50人! 谷歩きといっても、山岳地帯ではありません。(ながとろ)渓谷の地形や地質の面白さです。
マニアックな橋巡り!「土木博士たちとめぐる吉田新田の橋クルーズ」に参加!

マニアックな橋巡り!「土木博士たちとめぐる吉田新田の橋クルーズ」に参加!

JAN 28, 2020 真冬の川面を屋根なしの舟で川めぐり
「舟好き三上さん! 横浜の大岡川と中村川を舟でめぐるツアーをします。ご一緒にいかがですか?」。ある日、コンクリート工学の博士号をもつ女性の友人から、SNSにこんなメッセージが。たしかに舟に乗るのは大好きだけど、12月半ばですよ?
ひたすら真っすぐな「旧渋谷町水道みち」を皆で歩いてみた!

ひたすら真っすぐな「旧渋谷町水道みち」を皆で歩いてみた!

MAR 17, 2020 三軒茶屋の展望室から一直線に続く道
「水道みち」「水道道路」と呼ばれる道は各地にありますが、その共通点は、ひたすら真っすぐ続いていること。なぜかって? それは、浄水場や給水所などの水道施設を最短距離で結ぶため。
羽村取水せき -(水門的なもん①)370年前から続く「投渡木(なぎ)払い方式」

羽村取水せき -(水門的なもん①)370年前から続く「投渡木(なぎ)払い方式」

JUN 16, 2020 大雨のたびに堰を丸ごと壊して洪水を防ぐ
ステイホーム期間中はドボク探検倶楽部も戸外での探検はしばしお休みですが、過去に撮りためた大量のドボク系写真を眺めていたら、なんだか少し楽しくなってきました。今日はその中から、堰(せき)や水門、閘門(こうもん)など川に関係する面白い土木構造物――ドボたん的にはこれを「水門的なもん」と呼びたい――をご紹介したいと思います。
荒川ロックゲートと倉安川吉井水門-(水門的なもん②) 水位の異なる川を渡す「船のエレベーター」

荒川ロックゲートと倉安川吉井水門-(水門的なもん②) 水位の異なる川を渡す「船のエレベーター」

SEP 15, 2020 片側ずつゲートを開閉することで水位差を調整する閘門
私がこれまで見た「水門的なもん」の中でも、構造や機能がとくに面白いのが「閘門(こうもん)」です。閘門は、二つの川が合流している箇所など水位の異なる水域に、船を通すために設けられる土木施設。古くから世界各地につくられてきました。
古戸越川と戸越の川跡 -(本田創さんと行く暗渠さんぽ①)

古戸越川と戸越の川跡 -(本田創さんと行く暗渠さんぽ①)

DEC 1, 2020 暗渠の"神"が案内するフィールドワークに潜入!
「暗渠(あんきょ)」という言葉を私ミカミが知ったのはずいぶん昔。たしか中学生ぐらいのときでした。川や用水路を埋め立ててしまうのではなく、地面の下にコンクリート管を埋めて、その中に水を通す。ふだん何も知らずに歩いている道の地下を滔々と川が流れているイメージが浮かび、ゾクゾクしたのを覚えています。
空川・三田用水・神泉谷 -(本田創さんと行く暗渠さんぽ②)

空川・三田用水・神泉谷 -(本田創さんと行く暗渠さんぽ②)

FEB 16, 2021 東大キャンパスから湧き出していた空川
地下を流れる見えない川、暗渠(あんきょ)。私が"暗渠の神"として尊敬している本田創(ほんだ・そう)さんは、プロフィールなどで自らの肩書きを「暗渠者」としています。暗渠愛好家でも暗渠探検家でも暗渠研究家でもなく、暗渠者。もう、ご自身の存在自体が暗渠なのです。かっこよすぎる!
北沢川上流部と北沢用水 -(本田創さんと行く暗渠さんぽ③)

北沢川上流部と北沢用水 -(本田創さんと行く暗渠さんぽ③)

APR 20, 2021 甲州街道に浮き出た暗渠跡
暗渠(あんきょ)は、蓋をかけたり、地下に埋めたりした水路。東京では昭和の高度経済成長期に、多くの川や用水路が暗渠化されていきました。その痕跡をたどるのが、暗渠さんぽです。
「土木偉人かるた」と書籍で学ぶ|日本の礎をつくった土木偉人たち

「土木偉人かるた」と書籍で学ぶ|日本の礎をつくった土木偉人たち

JUN 22, 2021 空海は元祖・土木偉人だった!
私たちの住む場所を安心安全に暮らせるようにするために、さまざまなインフラをつくり、維持するのが土木の仕事です。今回は、古代から現代まで、広い視野と卓越した技術をもって土木の仕事に大いに尽力した「土木偉人」たちのうち、ミカミ的"推し"を勝手に発表したいと思います!
1粒で3度おいしい! 大月市・猿橋は土木遺産パラダイス!

1粒で3度おいしい! 大月市・猿橋は土木遺産パラダイス!

SEP 7, 2021 猿の谷渡りにヒントを得た奇橋「猿橋」
長引くコロナ禍のおかげで、思うようにドボク探検にも行かれない日々が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は、私ミカミが以前に取材で訪れた山梨県大月市・猿橋近辺の土木遺産を紹介したいと思います。
愛媛の内子町で屋根付き橋と木蝋(もくろう)で栄えた町並みを堪能!

愛媛の内子町で屋根付き橋と木蝋(もくろう)で栄えた町並みを堪能!

DEC 21, 2021 日本にもあった! 生活に根付いた屋根付き橋「田丸橋」
みなさんは「マディソン郡の橋」という映画をご存知でしょうか? 「4日間の恋と、人生の選択を描いた大人のラブストーリー」ということで、1995年に公開されたときは大ブームになりました。
水郷佐原とレンガ閘門、加藤洲十二橋を巡る

水郷佐原とレンガ閘門、加藤洲十二橋を巡る

MAR 22, 2022 街道と利根川舟運の結節点として栄えた佐原
水の郷(さと)と書いて「水郷(すいごう)」と読む。なんとも心地よい響きです。千葉県香取市の佐原(さわら)は利根川下流域に位置し、「水郷佐原」として知られています。
信越本線の廃線ウォーク、碓氷峠を歩いて越えてみた!〈前編〉

信越本線の廃線ウォーク、碓氷峠を歩いて越えてみた!〈前編〉

JUN 21, 2022 「【ゆる募】5/7廃線ウォーク」
ある日、自称・ドボクスキー(土木好き)の集まる少人数のSNSグループで、こんな告知が! 普段は立入禁止になっている信越本線の廃線跡を案内してもらえるツアーがあるというのです。ドボク探検倶楽部(通称ドボたん)としては、行かないわけにはまいりますまい。
信越本線の廃線ウォーク、碓氷峠を歩いて越えてみた!〈後編〉

信越本線の廃線ウォーク、碓氷峠を歩いて越えてみた!〈後編〉

JUN 24, 2022 命がけで鉄道を支えた国鉄マンたち
群馬県の横川から長野県の軽井沢まで、廃線となった信越本線新線の跡を歩く「廃線ウォーク」。3つ目のトンネルを抜けると、熊ノ平(くまのたいら)に出ます。ルート上で唯一開けたこの場所は旧線と新線が合流する箇所で、1966(昭和41)年までは「熊ノ平駅」がありました。
京都から琵琶湖へ、琵琶湖疏水を船で遡る!〈前編〉

京都から琵琶湖へ、琵琶湖疏水を船で遡る!〈前編〉

SEP 20, 2022 70年ぶりに復活した琵琶湖疏水の舟運
琵琶湖疏水(びわこそすい)は、滋賀県の琵琶湖の水を京都市内へ引くために、明治時代に建設された水路です。京都では知らない人がいないほど、おなじみですね。疏水の水は水力発電やかんがい、工業用水、飲料水など、現在でもさまざまに使われていますが、完成当初の疏水は舟運(しゅううん)、つまり人や物資を船で運ぶ水上交通路としても重要な役割を担っていました。
京都から琵琶湖へ、琵琶湖疏水を船で遡る!〈後編〉

京都から琵琶湖へ、琵琶湖疏水を船で遡る!〈後編〉

SEP 22, 2022 建築家・片山東熊の設計した旧御所水道ポンプ室
1951(昭和26)年を最後に姿を消してから、およそ70年ぶりに本格的に復活した琵琶湖疏水の船「びわ湖疏水船」。いよいよ乗船時間が近づいてきました。蹴上船溜(けあげふなだまり)の乗船場で受け付けを済ませ、出航までの時間に琵琶湖疏水の開発物語のショートムービーを視聴します。
作家・太宰治が愛した三鷹のドボクを巡る

作家・太宰治が愛した三鷹のドボクを巡る

DEC 13, 2022 太宰が最期を迎えた玉川上水
「走れメロス」「人間失格」「斜陽」などの小説で知られる作家・太宰治。新婚だった1939(昭和14)年から亡くなる1948(昭和23)年まで、東京・三鷹に住んでいました。作品には、三鷹を舞台にしたものが数多く遺(のこ)されています。
ダムがもっと楽しくなる! 5つのポイント

ダムがもっと楽しくなる! 5つのポイント

APR 11, 2023 Point1: 「素材の違いによる風合い」を愛でる
ドライブや観光で山や湖へ行った時、「あ、こんなところにダムがあるんだ」と気づいたことはありませんか? ダムについてちょっとした知識を持っていれば、そんな予期せぬ出合いでも、ダムをより身近に感じられること請け合いです!
関東大震災から100年! 隅田川復興橋梁を巡る〈前編〉

関東大震災から100年! 隅田川復興橋梁を巡る〈前編〉

JUL 25, 2023 越中島から両国へ。隅田川のほとりを遡る
1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災から今年で100年。「大震災」という名称からは、地震の揺れによる被害が大きかった印象を受けますが、東京では揺れそのものが原因の家屋倒壊よりも、火災による被害の方がずっとずっと甚大でした。10万5,000人を超える死者・行方不明者のうち、9割近くが火災の犠牲者だったのです。
関東大震災から100年! 隅田川復興橋梁を巡る〈後編〉〉

関東大震災から100年! 隅田川復興橋梁を巡る〈後編〉

JUL 28, 2023 復興のシンボル「帝都のツインゲート」、永代橋と清洲橋
中央大橋(④)のたもとからは、隅田川の右岸(上流から見て右側)の新川公園を歩きます。午後の日差しがじりじりと暑い時間帯でしたが、川沿いの高層マンションがちょうどよい日陰をつくってくれて、涼しい川風が吹いてきます。
青森・岩手、みちのくの土木遺産めぐり〉

青森・岩手、みちのくの土木遺産めぐり

OCT 17, 2023 無人駅でさまよい、青岩橋で運がつく
5月下旬の澄み渡った空の下、私はひとり、青森県最南端の鉄道駅、目時(めとき)駅に降り立ちました(地図①)。東京から東北新幹線で二戸(にのへ)駅まで行き、そこからいわて銀河鉄道線に乗り換えて3駅目。ホームから階段を下りて改札へ......と思いましたが、それらしきものがありません。無人駅のようです。
隅田川は橋の展覧会! 復興橋梁めぐりパート2〈前編〉

隅田川は橋の展覧会! 復興橋梁めぐりパート2〈前編〉

JAN 30, 2024 旧安田庭園の「汐入の池」と復興記念館
年が明けて2024年がスタートしました。昨年2023年は1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災から100年ということで、震災当時を振り返る特集番組などが多く見られました。"ドボたん"ことドボク探検倶楽部でも、私ミカミが案内人となり、隅田川の復興橋梁をめぐるプチ・インフラツーリズムを実施しました。
隅田川は橋の展覧会! 復興橋梁めぐりパート2〈後編〉

隅田川は橋の展覧会! 復興橋梁めぐりパート2〈後編〉

FEB 2, 2024 浅草寺発祥の地、駒形堂に立ち寄る
駒形橋のたもとに、駒形堂という祠があります(⑥)。ここは、知る人ぞ知る「浅草・浅草寺発祥の地」。浅草寺のウェブサイトにも駒形堂の項目があり、「推古天皇36年(628)に浅草寺ご本尊の聖観世音菩薩が宮戸川(隅田川)にご示現されたおり、この地に上陸されて草堂に祀られたという」と書かれています。
  • プロフィール画像 三上美絵

    【PROFILE】

    三上美絵(みかみ・みえ)

    土木ライター
    大成建設で社内報を担当した後、フリーライターとして独立。現在は、雑誌や企業などの広報誌、ウェブサイトに執筆。古くて小さくてかわいらしい土木構造物が好き。
    著書に「かわいい土木 見つけ旅」(技術評論社)、「土木技術者になるには」(ぺりかん社)、共著に「土木の広報」(日経BP)。土木学会土木広報戦略会議委員。
    建設業しんこう-Web 連載「かわいい土木」はこちら https://www.shinko-web.jp

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